ラ・グラディスカ(西麻布) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

ラ・グラディスカ(西麻布)

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徳永英明さんの、コンサートに行った。
国際フォーラム、Aホールは超満員。

全部知ってる名曲カバー。
全て口ずさめる。

しかし、口ずさんではいけない。
僕が小さな声で「ハナミズキ」を口ずさんでたら、
周りのおばちゃんからニラまれた(笑)。

そう、みんな、すごく真剣に徳永さんの「声」を、耳に手をかざして聴いている。
だから、誰も口ずさまないし、手拍子もしない。
雑音ゼロの不思議なコンサート。

いやあ、イイ声。
そしてイイ曲。「レイニーブルー」で泣いてしまった(笑)。

そんな今日この頃……
食べすぎでデブり気味な僕は、
趣味で美味いもん好きの会を主宰している。

そのメンバーによる「美味いもん食おうね会」、
通称「UMiners会」が開かれた。

今回は、かつてイタリアで、日本人初の星を取った男、堀江シェフの「ラ・グラディスカ」。

ここを23名で貸し切り、UMiners Clubのための特別フルコースで盛り上がる。
いやあ、今回はスゴかった。
史上最強。
通常メニューではありえない、仔豚一匹食べ尽くすコース。

●ピエモンテ風揚げパン、自家製プロシュット添え
から始まり、
アンティパストは、
●豚のゼラチンを使った前菜盛り合わせ

豚のしっぽ、超リアルだが、
なんだか癖になる風味。
豚の頭のフリットも美味。

さらに
●豚のレバーの網脂巻き
横隔膜がふわふわで濃厚。

●豚スネラグーときのこリゾット
初めて食べた、豚ちゃんお乳房、これが甘い。

●サルシッチャのラグーのタヤリン
これは、タリオリーニっていう細いパスタの別の言い方。
ピエモンテの伝統的な料理。
クタっとして、ソースをがっつり絡めとるあの感じ、けっこうハマる。

メインは、堀江シェフの火入れの素晴らしさを見せつける
●子豚の丸焼き。
こだわり食材、農家の村上さんの、4ヶ月熟成した、じゃがいも「レッドムーン」添え(写真)

全6皿。
普段は味わえない希少な部位もふんだんに織り交ぜながら、
温度や食感などバラエティに富んだ特別メニュー。

全皿、Uminersのためのオリジナル。
もともと内臓に定評のある堀江シェフの本領が発揮されていた。

余った部位は、なんと堀江シェフ、真空パックにしてくれ、全員に、
お土産でくばってくれるという心憎い配慮。

あんな子豚ちゃんの解体シーン、なかなか見れない。
かのロブションの名言、「命あるものを全う」したって感じ。
一生忘れられないコースだった。

それにしても、UMiners会は、会を増すごとパワーアップしている。
会費2万円で、23名の希望者が集まり、
しかもその7割が女性。
もちろん自腹で集まるわけで、彼女たちのグルメ魂には、頭が下がる。

次はどうなるのやら…
楽しみだ。


PS

さっき、東京カリ~番長、水野くんからメール。
「磐田カリ~番長こと、すずきB様」だって(笑)。
そっか、俺、磐田カリ~番長に任命されたんだ。
アハハ。