磐田カレー
故郷・静岡にて、食のイベント。
朝10時、東京駅。
寺門ジモンさん、ラーメン王・石神、カリ~番長・水野くんらと、
N700系「ひかり」で浜松へ。
ジモンさんから、「これ読んだ?」
別冊「ヤンマガ」。
寺門ジモン原作のグルメ漫画「ネイチャージモン」。
みんなで回し読みし、驚愕。
焼肉「スタミナ苑」の裏側、すごく面白い。
移動時間、
ラーメン、肉、カレー、中華……
あらゆるジャンルのグルメ談義で一秒も寝るスキなし(笑)
会話、全部録画しとけばよかった。
それだけで一冊の本になる内容。マジで。
磐田グランドホテルの大ホール。
老若男女、400人の市民が集まり、ちょっと緊張。
市長さんや、市のお偉いさん、JAの人、業者の人……
いろんな人とご挨拶。
僕の同級生や、後輩、中には、「あんたのオシメを変えたのよ」なんて
近所のおばちゃんまで居たり(笑)
僕らの前の、第1部の講演が
超マジメな中身で、会場は終始、シ~~~ン。
ええ、かなりアウェイな空気じゃん。
大丈夫か。
重い空気の中、第2部、磐田カレーイベントが、スタート。
磐田は、歴史を紐解くと、実はカレーにゆかりのある街。
初代・磐田市長、赤松氏は、元・海軍の要人。
海軍といえば、カレーの伝道師。
つまり磐田市長こそ、静岡に、最初にカレーを伝えた人。
そんな雑学と、カレーの歴史を年代で整理し、
磐田における、カレーミステリーを解明。
しかし、磐田カレーってどんなカレー?
このイベントで、その定義を決めなくてはいけない。
具の問題じゃない。
大事なのはソース。軸となるペースト。
石神曰く「ラーメンもそう、ダシが命」。
市民の声も聞き、議論を続ける中、
磐田に脈々と続く、「豚足」文化に注目してみてはどうか?という意見が。
豚足料理、「おもろ」。
僕の親の世代から上の方は、みんな知っている。
たしかに、豚足を醤油で甘辛く煮た「おもろ」というメニューは、
居酒屋や焼き鳥屋で今も人気。
家庭でも食べる郷土料理。
そんな、意外な展開もありながら、
磐田カレーの軸が見えてきて、次回につながる形で、無事終了。