ドイツ大使館

ある雑誌社主催の、

ドイツワインを楽しむ晩餐会に、お招きされた。

ドイツ大使公邸にて、

ドイツ大使夫妻や、公使たちと食事するという、なんとも

光栄な場。

そこに招かれたメンバーは、漫画家の弘兼憲史さんや、脳科学者の茂木健一郎さんなど、

ドイツや、ワインに造詣の深い１０名のオピニオンリーダー。

僕もその一人として！？

まじかよ！！

大丈夫か、俺（笑）

ドイツ大使館なんて、入るの初めて。

厳重な門。

警備員さんに名前を告げる。

「すずきBです」

「え？　下のお名前は？」

（怪しまれている…どうしたらいいんだ？）

「本名は、ヒロヤスですけど、たぶん、ビーで届けてあるかと」

「ビー、ビー、ビー」ってつぶやきながら、

名簿で名前を探してる警備員。

確かにふざけた名前だ。

大使公邸の入り口には、似合わない（笑）

なんとかクリアし、中へ。

うわ、うわ、うわ……

見るもの全てがはじめてで、大興奮。

写メ撮りたい。

でも、捕まりそうなので、我慢。（笑）

ドイツ大使の挨拶あって、

ドイツワインをあれこれ飲みながら、食事会……

キャベツとニシンが、ドイツ料理の定番だそうだ。

写真は、メインの鹿の肉。

それにしてもドイツワイン。

なかなか。

甘いだけじゃない。

トロッケンベーレンアウスレーゼ（※）ぐらいしか

知らなかったけど。

（※ハンガリーのトカイ、フランスのソーテルヌと並ぶ世界三大貴腐ワイン）

（撮影／岡村昌宏）

となりの席が弘兼センセイ。

ちょっと夢のよう。

センセイの書いたワイン本でワインに目覚め、

部長・島耕作のワインシリーズを何度も愛読してるので。

いろんな話で盛り上がり、

センセイと二人で、西麻布「萬」へ。

めったに聞けない話の連続。

全部、センセイ自ら描いてるんだ。

宮崎駿さんも、NHK「プロフェッショナル」で描いてたけど。

地道にマジメにコツコツ。

これが大事なんだな。

俺も頑張ろ。

続かないけど（笑）

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