やまもと( 石垣島)  | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

やまもと( 石垣島) 

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2006年の暮れは、「香箱蟹」(=松葉蟹のメス、卵つき)が食べたくて、
わざわざ島根まで飛行機で「蟹」を食べに行った。
夏は、「開化亭」の「鮎ラーメン」が食べたくて、新幹線で岐阜まで行った。

そして今年の正月は、石垣牛を食べに、石垣島へ行くことにした。

なのだが、せっかくなら、九州をほかにも満喫しようってことで、
近年まれに見る極寒の湯布院で、大雪のなか年を越し、
元旦、「ゆふいんの森号」に揺られ、人気の「Bスピーク」のロールケーキを食べながら、
博多へ。

途中、博多で人気№1のラーメン、「麺劇場・玄瑛」の入江さんにメール。
元旦も営業してるっていうので、
寄らせていただくことに。

新メニュー「薫る味噌」を堪能。
香りがいい。
麺のモチっとした感じが、味噌と合う。

入江夫婦の車で空港まで送っていただき、
沖縄へ。
那覇で乗り継いで、石垣島に夜、到着。
美味い石垣牛を食べるためにわざわざやって来た。

そう、松坂牛よりも美味いとの噂もある、石垣牛。
沖縄サミットで評価され、一躍有名になった石垣牛。
頭数に制限があり、美味い石垣牛は石垣島でしか食べられないと言われる。

そんな石垣牛を、石垣島で食べたいなら、
この二店を訪れろ、と言われている超人気店がある。

「やまもと」と「金城」。

ともに焼肉店。
「やまもと」は、とにかく予約が取れない店で有名。
数週間先までいっぱい。
なのだが、裏ワザがある。

開店直後の、17時~18時の1時間でいいので、
と頼むと、前日か当日でも予約可能。

行ってみた。
開店前から店の前に人が並び、すごい賑わい。

早く頼まないと売り切れになる超人気メニュー「焼きしゃぶ」(写真)は、
泣ける美味さ。

しゃぶしゃぶのように、箸からはなさず、さっと両面あぶったら
ポン酢につけ、スライスした玉ねぎをまいて食べる。

やさしい脂が口の中に広がり、
なんとも言えない旨み。

あっさりしているので、いくらでも食べれてしまう。
並のカルビも、東京でいう特上ぐらいのレベル。
さしの入りがきれいで、脂が脂っこくない。

温暖な気候の中、おいしい草を好きなだけ食べて、
のんびり育っている石垣牛。
美味いとは聞いていたが、こんなに美味いとは。

そして、翌日は、ランチで「金城」へ。
ここは、自社で牧場も経営していて、肉の肥育からこだわっている。

「特選ステーキ」ってのが、これまたとんでもなく美味い。
2センチぐらいの厚さなのだが、
歯がサクっと入っていくやわらかさ。
目にも美しい、上質な肉の繊維。
肉の脂とは思えないサラサラな脂が、噛んだ瞬間、
まるでジュースのように口の中にあふれ出す。

石垣島で、あの石垣ビビンバや、八重山そばなど、
美味いとされてるものをあれこれ食べたが、
やはり、この2店の石垣牛はすごかった。
東京でも十分勝負できるレベル。
わざわざ飛行機で石垣島に、食べに行く価値あり。

ちなみに今回、市街地の某老舗ホテルと、川平(だいぶ田舎)のホテル2つに泊まったが、
川平の「シーサイドホテル」のコテージが良かった。
部屋にジャグジーついてて。

あと、石垣島で気をつけるべきは、
ホテルが「牧場」近くに建っていないかどうかをチェックすべし。
牛糞のニオイが、意外とシーキビ(きびしい)。笑。

ま、そんな牛の肉を堪能しに行って、文句言っちゃいかんけどね。