またぎ(西麻布) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

またぎ(西麻布)

P506iC0094634312.jpg

僕が主宰している、美味いものを食べる会がある。
元々、ミクシーで、メーリング(連絡網)代わりに友人と作ったコミュニティだったのだが、
いつの間にやら、壮大な会になってしまった(笑)

誰もが入れるUMiners Club・Annex(別館)と呼ばれるサブ会員のコミュに約150名、
厳しい試験をクリアしないと入れない本会員に50名ほどのメンバーが在籍している。

本会員は、食の世界のプロや食通の方ばかり。
フードライター、シェフ、ソムリエ…などなど。

で、そんなUMinersの本会員によるメシ会が、数ヶ月に1度開かれるのだが、
今回は、「今が美味い、ジビエの肉を食らおう」の会で、「またぎ」。

参加者20名のうち、
15名が女性ってのもすごい。
しかも、なぜか美女ばかり。
きっちり会費制なのに(笑)

今回は、肉に詳しい寺門ジモンさん(ダチョウ倶楽部)にも
特別参加していただき、
実に奥深い「肉談義」を聞きながら、
美味いジビエを、赤ワインでばくばく食らった。

美味かった~。
蝦夷鹿。

またぎのご主人(=この人が狩猟した肉)の言うとおり、
囲炉裏の網の上で片面のみ、さっと炙り、
肉汁が浮いてきたぐらいで、
ほぼ生で……
わさび醤油をつけて。

うまっ!
やわらかっ!
何これ?!
今年食べた肉で一番。
ホントに。
めちゃくちゃ旨味が濃厚、野性味たっぷり。

さらに感動したのは、今回獲れなかった熊のかわりに出していただいた、
キジ。

こんな鳥、食べたことない、って甘さ。
僕らUMiners会が、今回、熊を楽しみにしていただけに、
それを超えるのにはどうしたらいいか、考えてくれたらしい。

すごいな、キジ。
これは熊を超えてる。
熊殺し。
違うか(笑)

最後、長野で獲った猪の「しし鍋」(写真)。
これも信じられないぐらい美味い。
味噌仕立て。
あの独特の風味は、何なんだろう……

それにしても、野生の肉を食らうと、
カラダもケモノになる。

ってことを、
翌日、肉博士のジモンさんに教えていただいた。

「あの店のジビエは本物だね、やばいよ。
 股間にビンビン来てる」

ジモンさんのその話しに、
僕もいたく納得(笑)。

股間がケモノ。
朝からカラダが17歳……なんだそれ。
ジビエって、もしかしたら、そういう使い方もあるのかも(笑)

ちなみにこの日の2次会は、
我がUMiners Clubきっての美人ソムリエが開いた隠れ家ワインバー。
麻布十番、Cast78

あんまり人に教えたくないのだが、
この個室が、めちゃくちゃ落ち着く。
ワインもいろいろ取り揃えている。

まだオープンしたてなので改善すべき点もいろいろあるが、
骨太で、これからが楽しみな店。