会員制お好み焼きY(名古屋) | すずきBのブログ「B's Blog」 Powered by アメブロ

会員制お好み焼きY(名古屋)

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名古屋に、宇宙一美味しいお好み焼き屋さんがあるという。
テレビにも雑誌にもガイドブックにも出てないが、
連日満席。
会員制で、店のお母さんに気に入られないと会員になれないという。

名古屋出身、名古屋グルメ川島流家元、
なお美さまにお招きされ、
仕事終わり、
晩ご飯を食べに新幹線で名古屋へ(笑)。

店名、言えないので、イニシャル「Y」。
赤ちょうちんが灯る、庶民的な風情の店構え。
僕らが到着すると、
割烹着着た家元がお出迎え。

そう、この店では全員が、店から渡される割烹着を
着るのがルール(笑)

カウンターに、あちらのスタッフと、某サプライズゲストが!
謎のお抱えパティシエ氏。

まずは味噌おでんからスタート。

濃厚な泥ソースのような八丁味噌。
味噌煮込みうどんの味噌より、もっとドロドロ。
ものすごい熟成された、甘い味噌の風味が、
大根の奥まで染みている。

おでんを一通り食べると、
ついに、宇宙一オイシイという、お好み焼き。
この作り方、実に不思議で、
お好みにしては、種がタラタラ。

細~く刻まれたキャベツを乗せ
もんじゃのようなゆるい種を、そこにかける。

とっても香ばしい香りが店に立ち込め、
一同、テンション上がる。

これ、食べて驚いた。
言うなれば、キャベツのテキスタイルお好み焼き。

つまり、細いキャベツ1本1本がテキスタイル(織物)のように
絡み合い、その隙間に柔い種が溶け込んで、
まるで新素材の壁のように、
お好み焼きの生地を形成している。

なんだこれは。
皮はクリスピーで香ばしく、
キャベツの甘味旨味が生地に広がる。

見た目お好み焼きなのに、食感も味も違う。
こんなウマイお好み焼き、初めてかも。
これは驚いた。

その後、なお美様と、そのお抱えパティシエ氏に連れられ、
「住吉小路」に移動。
ディープな名古屋グルメの世界へ。

「南欧料理・Corries Bistro」。
ここで、美味しいワインとディープな料理を食べながら、
2007年、最もディープな話題へ(笑)。

店のシェフと、
さらなるディープな世界へ。
「アイズ・ワイド・シャット」に出てくる怪しげな仮面だらけのシガーバー「スプリッツ」。

なぜか世界三大テノールのDVDが流れ、
ディープな声と歌詞に、ほろり。

ここで、やけに盛り上がり、結局朝まで。
一睡もすることなく、始発の新幹線で、東京へ。

昨夜のディープな出来事を受け、
一日、ハイテンション。
さて、何からどうしよう……
楽しい。
なんだ、この仕事(笑)
面白すぎ。
こんなにハイになったの、人生初かも(笑)

興奮しすぎて寝れずに、
オンエアチェック&台本書き。

そのまま仕事。
眠いのに、寝れない。
なぜかは言えない。

いやあ、スゴイなあ~、俺。
何がどうスゴイのかは……お楽しみ。

あ、そうだ!

今夜、木曜21時から「秘密のケンミンSHOW」の放送が始まる。

あれは何年前だったかな……
長野出身の嫁の実家に行ったら、
「お昼ご飯、何にする?」
「五平餅」
「いいねえ~」と
家族&親戚一同で盛り上がり、
ホントに食卓に五平餅が並んだことに驚愕し、
またある時は、長野の結婚式に出席したら、
参加してる長野県民全員で万歳三唱したり、
「信濃の国」をみんなで熱唱したり……
静岡県民の僕には意味不明なことだらけだった。

そんな話しを会議で話して盛り上がったのが、
この企画の原点だったな~。

企画書作りから始まり、特番を2回やって、晴れてレギュラー化したという、
僕的には、かなり思い入れ強い番組です。