今回のロシアによるウクライナ侵略で、
世界の分断が進みました。
風が吹き出します。
遠い地の戦乱につき、
首相が記者会見の冒頭に国としての立場を示す。
ほんの数週間前、2月24日までは思いもよらないことでした。
分断のどちら側にいるのか、
明確に示すことが、
どの国にも求められています。
鮮やかな色で塗り分けられた地球が
まもなく完成することでしょう。
新たなバランスの中で求められる何に応え、
何を拒むか、
ほんとに難しいなと思いました。
続く首相のスピーチは、
新型コロナウイルス感染症への対策となりました。
鍵となるワクチン確保もまた色分けから逃れられません。
何事も、
分断が始まると、
より先鋭的に同色であることを求められるものです。
独立国家であることと、
どの色に属するかということもまた、
バランスです。
風が吹けば桶屋が儲かる。
ほんのわずかの間に風は吹き荒れ、
ドミノはパタパタと倒れていきます。
どう落ち着くか全貌が見えるのは、
まだ先のことでしょう。
ただ、
次の風景では、
侵略というカードをふたたび禁じ手として封印してほしい。
とりあえず、
それだけはと願います。
画像はお借りしました。
ありがとうございます。