コメントでご紹介いただいた、
「綿の国星」のアニメを拝見させていただきました。
吹き替えのロシア語で聴くチビ猫の声の愛らしさが
画像と違和感なくて驚きました。

アニメを異国の言葉で拝見する。
初めての経験です。


虫プロダクション作品。
漫画に出会ったときの衝撃が忘れがたいためもあり、
画像から感じるものは、
原作からのそれの方が
深みにおいて勝っているように思いました。
懐かしい物語を思い出しました。





店主、
「綿の国星」第一話は、
何となく、
それだけで完結した哲学書のように感じているのだなと、
改めて思わせていただきました。

脚本に大島弓子さんの名前が並んでおり、
物語が原作に忠実であることは確かなのですが、
ラフィエルが導く哲学の世界、
実践的な学びに
アラカンとなっても
おおっと思わせられます。







チビ猫は
もう悟っていることもあります。
捨てられたこと
それはどうしようもない。





次に学ぶ、
どうしようもないこと。
 人は人
 猫は猫

死を見つめ
はっと気づく動かしがたい真実。






『生きてゆくのに
 何が下劣で
 なにがそうじゃないか』

ラフィエルは知っているように思えます。

もし、
この第一話に呼応する続編あるなら、
その答えが高らかに語られるのでしょうか。


それは難しく思えるので、
二匹のダンスを
このコマに思い描き満足したいです。





そして、
この第一話に続く連作へと脈々と繋がるのは、
きっとお母さんの涙なのだと思います。


猫アレルギーをねじふせ、
愛しい小さきものを抱き締めるお母さん。








ファンタジーから日常へ。
何が下劣でなにがそうでないかを、
生きていくことで学んでいく日々を支える温かさが
そこに感じられます。


ただ
店主は
その最後までを読んでおりません。
シリーズを読み通していないので、
そのラストがどう締め括られたのか、
チャンスがあったら読んでみたいと思っています。



さてと、
ほんとに、
連日素敵な残業に次ぐ残業。
今週は平日に物語など思いも寄らない気がいたします。

もう一記事、
と欲張らずに、
お風呂入って就寝でございましょうか。
悩むところでございます。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。




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