七時、
姉が来て、
お仏壇飾りは九割まで完成しました。
10時に姉は帰りまして、
物語はですね、
本日休載でございます。


他はなんとかなっても
………お花!
店主が生けるなど滅相もございません。


店主、
家庭科2美術ギリ3。
そして、
言うまでもないですが、
生け花の素養はございません。



 赤が欲しいな

 そうですか

 ここ入れ換えよう

 そうですか


姉が花を選びますのも
生けますのも
ぼーっと見ております。


いや
出来に拘らなければ
店主で用は足りるのですが、
姉は生け花の素養がございます。
そして拘ります。
美意識に。




店主の任務は、
きっちり各お墓に分けられた花をもって、
明日迎え盆のお墓参りをすることです。



お花たちには、
お仏壇の花差しにも
明日用の花が入ったバケツにも
たっぷり切り花用栄養剤投入しました。
どうかもってくれますように。


さて、
提灯が足りないっ
去年と同じなんだけどな
と思いつつ
また押し入れの障子を開けますと、
また古本が目に入ります。


 提灯は、
 今年から竹のお飾りをなくしましたので、
 寂しく見えたようです。
 急遽もう二つ組み立てました。


こそこそ母屋に持ち帰りました。



明日のことやら
母の薬のことやら
いろいろ相談して10時解散。


では、
昭和59年1月10日発行
別冊LaLaWINTER号
オール読切りです。



まず
青池保子さん


吉田秋生さん
バナナ・フィッシュの奥村英二君、
彼はFly boyでした。




高口里純さん



そして、
坂田靖子さん。




裏表紙には、
LaLa本誌の宣伝があります。



綿の国星
日出処の天使
摩利と新吾
この三作品掲載というのは、
凄いことだったな
などと
思います。


若い頃に読んだ作品に惹かれる。
そういう一面もあります。
が、
それ以上に、
少女漫画に次々と革新的な作品が登場した時代だった。
そう感じずにいられません。


その時代を満喫できましたこと、
たいそう幸せなことでした。



画像はお借りしました。
ありがとうございます。





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