クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐
この長いお名前を
スラスラ言えてしまう店主でございます。
青池保子さんの作品中、
店主がもっとも愛する方でございます。
第二位はZ君でしょうか。
美少年が
あちらでもこちらでも
魅惑の作品を彩る中で、
がっしりとした肉体を備えた男たちの美学が
たいそう魅力的だった青池さんです。
びっくりのドタバタコメディでも、
シリアスなスパイ物でも、
キャラクターにぶれのない少佐は、
中でも突出した存在でございました。
つい懐かしく手に取り、
お持ち帰りさせていただいた次第でございます。
おまけの〝指輪物語〟は
店主未読でございました。
はっちゃけてます。
青池コメディー全開でございました。
エロイカこと、
ドリアン・レッド・グローリア伯爵だけならシリアスもありですが、
ジェイムス君
ボーナム君部下A、B、Gたちが入ると、
そこはコメディの世界です。
少佐、
そして部下Zで凄いと思いますのは、
ドがつくシリアスにも
コメディーにも対応できてしまうところです。
そして、
出てくる皆様、
基本、
しっかり筋肉のついた成人男性たち。
多くの少女漫画家を輩出した
少年愛という分野で
時代を超えて残っていく方々は、
どなたもご自身の美学をおもちでした。
青池保子さんの
成人男性の美学、
改めてお見事と思います。
画像はお借りしました。
