松葉杖で走り回る中にも
待ちの時間はあり、
並んだ背表紙に誘われて
一気に二冊を読みました。



 1ページにね
 一語だけだったりするんです。

 知りたい
 知りたいと
 読みました。


 15分にも満たぬ
 濃密な〝知りたい〟


水野敬也さんの
「それでも 僕は 夢を見る」



「もしも悩みがなかったら」




1976年生まれでいらっしゃるから
42歳の水野さんの言葉を
ただ追う〝それでも僕は夢を見る〟でした。



答えだけをお借りすれば、
それは、
よく、
誰もが口にする言葉です。




それを
ああ よかった
その答えに導かれてよかった
心の底から思える。


死に行く老人からの手紙に繋がる
そこまでの
鉄拳さんの絵に語られる人生が
この言葉に〝届く力〟を与えます。







「もしも悩みがなかったら」は、
今、
引きこもる家族に
心痛めておられる方々に
お届けしたい一冊でした。


具体的に、
○食べること
○部屋を片付けること
ドアが開いていく道筋が見えます。



呼んでくれた背表紙は
こちらです。

〝人生は
 ニャンとかなる〟



猫たちのエールが響く一冊は反響を呼び、
動物のシリーズは
短い一言で
励ましてくれます。


ハウツー本でもなく、
教え導く〝諭し本〟でもない。
夢を語るなら見ないで済ませるところの究極を
鉄拳さんの筆が描き出す。

そこからの〝答え〟に
心打たれました。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。





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