サラメシ
このナレーションが中井貴一さん。
すごいもんだなー
毎度思います。




千変万化の声の妙技。
これぞ俳優の技でございますね。
コミカルな声。
さあ昼時だ!
ー昼メシは何だーー!?
心が弾みます。



そして、
雲霧仁左衛門さんのお姿は




ゾクリとする男の色気がございます。


ガラスの仮面ではございませんが、
幾つもの仮面を鮮やかに付け替えて
役者の皆様は夢を魅せてくださいます。




俳優さんだけではございません。
食べる足しにならぬ
だが
心の足しになる
そんな夢を売る稼業の見事さには
おおってなります。




店主の時代、
葛飾北斎さんは風景しか描かなかったがごとき授業を受けましたが、


商売として絵を描くプロ根性において、
それは様々な絵を描いておられました。





作風、
芸風を保ち、
さすがは北斎!と大衆を唸らせる。
そこにプロのプロたるところが
あったのでしょう。



そんな
 何でも描きますよ。
 そして、
 楽しませて見せますからね。

という印象が強い少女漫画家がおいでです。

文月今日子さんです。





こんなに何でも楽しんでお描きになる方も
いないのではないか。
不思議な方です。


ハーレクインロマンスの作品は
読ませていただいていないのですが、
品よく
かつ
楽しく
描かれておいでなのではないかと思います。


店主、
若い頃、
どの作品も楽しませていただきました。

ローマ帝国時代を描いた作品に
一番胸が騒ぎました。


「地中海のルカ」
読み返しても
涙が頬を伝います。




カルタゴの生き残り
〝大海賊ルカ〟。
父の跡目を継いだ14歳の女の子が
〝ルカ〟です。





副頭目ジュノーは
ルカを守る強い男です。


カルタゴへと
故郷へと
いつか還るのだと
ルカはローマ帝国に挑む。



でも、
恋は、
ローマの刺客アギオンにします。






ああ
あまり入れ込んでるものは
うまく紹介できませんね。

久しぶりに読んで
ぐっと来ております。



見事なエンターテイメント。
そして、
店主に笑いと涙をくださった。

少女コミックやグレープフルーツに
少年愛全盛の時代、
楽しませることに
そのプロ根性を高らかに示された方と思います。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。




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