六時を回って
送り火を焚きに表に出ました。



大雨に風、
一時は大変な勢いでしたがおさまって、
夕闇の中をお寺に向かう家族連れがゆったりと歩いていきます。





火を撮しますと
まるで夜のように暗く見えますが、
空はまだ白っぽく雲に覆われてたそがれ時でございます。




姉が
今日はやろう
一枚だけ残した“かんば”に火を入れて
家の前に彼岸への道を照らす送り火を灯しました。





長野は涼しい夕方を迎えています。






仏壇も
整理をいたしました。







お菓子の箱でしょうか。

中を見ますと
曾祖父のものと思われるノート、
その葬儀の際の昔信帳が入っています。





しっかりした黒の表紙、
厚さは5ミリくらい。








家計簿かと思うと
それは4ページほどで終わり、





短歌が並ぶかと思うと、
鎌倉の旅行が語られます。



娘二人は
それぞれが嫁に出ている実家です。
このお仏壇を守るのも
姉と私までのことなのかもしれません。



 生きていた
 そこに生きていた


家族の歴史も
心に抱いて生きていきたいと思います。



平成最後のお盆、
終わりました。



低気圧のためか、
姉が帰りましてから
すっかり寝入ってしまい
まだ眠い。
危うく送り火に間に合って目が覚め、
よかったです。


食事をとりましたら
また書いてみます。



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