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公開されて二週間以上が過ぎました。いまだに劇場は満席続出だそうで、とてもとてもありがたい限りです! 
 
 
さて今日は、【変態仮面の衣装】のこだわりについて話したいと思います。
 
 
① パンティ:
市販のものでは幅広で目が隠れてしまうので、劇中に出てくるパンティは全てスタイリストさんがゴムを抜き、切って縫い直しています。
 
 
②マスク:
狂介は極度のエクスタシーを感じることにより、顔の皮膚細胞が変化し、あの顔に変形します。なので皮膚感がとても表現されています。仮面ライダーなどのマスクを作る造形師さんが僕の顔の型をとって作り上げた一品。
 
 
③ブリーフ:
スタイリストさんが二ヶ月かけ作り上げた至極の一着。数え切れない試作品の末に辿り着いた、特殊な水着素材を用いているそうです。ブリーフっぽく見え、伸縮し、かつ伸び切らない、そんな高級素材です。
 
 
④おいなりさん:
企業秘密です(笑)
 
 
⑤網タイツ:
映像で映えるため、原作よりも目の荒い網を使っています。腿部分のテカる伸縮素材を探し出すのが大変だったんだとか。
 
 
⑥シューズ
原作っぽい運動靴(ムーンスタージャガー)と、現代の学校事情に合わせた体育館シューズを使い分けています。
 
 
そして、これらの衣装を作り上げたのが、以前ここにも登場していただいたスタイリスト、神波さん!
 
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昔「とんねるずのみなさんのおかげです」という番組のスタッフで結成された野猿というグループで、一世を風靡したボーカルの「カンちゃん」です!
 
 
実は神波さん、「ダウンタウンのごっつええ感じ」内の伝説のコント「放課後電磁波クラブ」の衣装も製作していた方なんです!
 
 
放課後電磁波クラブについてはここでは説明しませんが、気になる人はググってみてください(笑)時代的には変態仮面の連載の方が先ですが、その姿はまさに変態仮面のルーツとも言えるものです(笑) 
 
 
ということは、この変態仮面の衣装には、とんねるずさんとダウンタウンさん両方の魂が受け継がれている、と言っても過言ではないでしょう。
 
 
まぁそれは言い過ぎだとしても、神波さんの並々ならぬ変態仮面への情熱がなければ、映画「変態仮面」は完成しなかったことは間違いありません。
 
 
まさにプロの仕事。だから映画は、楽しいのですね。
 
 
ではまた!