なんだか冬になってしまったようです。インフルエンザの予防接種の時期ですが、なんだかややこしいことになっているみたいですね。私は別な理由で昨年から予防接種をやめました。昨年はマスクとうがいでなんとかなりました。予防でマスクをしていても「大丈夫?」と心配されること以外問題ありません。私の重低音は地声です。しかしマスクも市民権を得たものです。


 さて、最近笑ってないや、とか元気がいまいち足りないなと感じている方へ、ゲッツ板谷「板谷バカ三代」をお勧めします。角川文庫です。少し前に流行ったようなのでご存知の方も多いかと思います。とにかくバカバカしくて笑えます。私も勧められた時に正直、そこまで笑えるのかぁ?と思いながら読み始めました。結果、期待以上の笑いを得ることができました。くれぐれも電車や病院の待合室に持ち込まないように。笑いとかくしゃみって我慢すると変な音が出ちゃいますからね。とはいうものの私はどうしても、続きを読みたくなって禁を犯してしまいました。冷たい視線も気にならないくらいに視界は涙でにじみました。


 少しだけ内容を紹介すると、お父さんが火炎放射器で家を燃やしてしまったり、おばあさんがストッキングを切って頭にかぶっていたり、秀吉っていうおばさあんが住み込んできたり、親子3人で免停講習に行くとかおよそ信じがたい日常が繰り広げられています。が、全て実話だそうです。


 ただおかしいだけではなくて「私も頑張ろう」となんだか勇気が湧いてくるかもしれません。


 今、同じ作者の「タイ怪人紀行」を読んでいます。しょっぱなから苦笑です。私の好きなタイをコケにしすぎですが面白いから許します。