ブルーノートでMichel Camiloとビッグバンドを聴いてきました。カミロ詣は三度目になります。初めての時はピアノが好きというだけでミシェル・カミロを全く知らずに聴きに行きました。衝撃的でした。そして虜になってしまいました。おそらく口は半開きだったはずです。ピアノって弾くだけぢゃないんだ・・・って思いました。打楽器か!?


 今回は友人が早くから受付を済ませてくれたので、(感謝です、ありがとうございます)なんと1列目、それもカミロピアノの前で手元ばっちりでした。汗が飛んでいました、その汗で眼鏡がずり落ちてしまうくらいの迫力です。

 トリオやピアノ・デゥオのほうがカミロのピアノをたくさん聴けるんぢゃないかなとちらっと頭をよぎりましたが、ビッグバンドとの演奏もよかったです。ピアノの迫力を満喫することができました。加えてサックスやトランペット、パーカションも負けず劣らず。みんなサービス精神がおおせいなので楽しかったです。


 隣のテーブルにジャズサークルの学生らしきグループがいました。学生はチャージ半額とはいえ(いいなぁ~)、本物を聴こうっていうその姿勢に感心してしまいました。私の学生時代を思うと恥ずかしい・・・


 そして浪曲初体験もしました。国本武春さんという浪曲師です。ご存知ですか。

町屋なんて今まで何度も何度も通過しているし、わりと近いのですが、初めて降りました。都電沿いに歩くと三味線やさんがあってその2階がライブハウスchito-shanになっているのです。

 私の浪曲のイメージは玉川カルテットくらいなので(爆)まったくのど素人なのですが、十分楽しめました。三味線をギターのように弾きながら、忠臣蔵を歌いあげるんです。ロックだったり、バラードやブルースが出てくるのです。しかも会場参加型。滑るときもあるんだろうなぁとか思ったり。個人的には忠臣蔵全編など歴史シリーズだけをまた聴いてみたいと思いました。

 

 知らなくて楽しいものがまだまだあることを改めて実感しました。

 チャンスを逃すな!ってこれは違うか・・・