鈴木の小説ノート -3ページ目

鈴木の小説ノート

小説書いています(*^_^*)

更新は、かなりカメですが・・・(´・ω・`)










※BL&エロ注意











































 
「ただいまぁ」



 今日も疲れたな、と付け加えながら
 俺は靴を脱いで玄関にあがる


 奥から此方に向かってくる足音が聞こえる


 「ニノー、おかえり」

 「ただいま、リーダー」

 「うん」



 リーダーは
 緩く俺に笑ってみせた

 可愛い・・・
 やっぱリーダーは可愛いな

 そう思いながら
 俺はリーダーをまじまじと見ながら

 ある違和感を覚えた



 「リーダー、その服・・・」

 リーダーの衣装は珍しく

 肌の露出が多めな緩いジャージのようなもので







 下は膝上の短パンだった

 「あ・・・これ? さっきまで料理作っててね」


 料理とこの衣装は、関係あるのか?
 と思いながらも俺は話をすすめる


 「料理って俺にですか? え、何を作ったんです?」

 「皆大好き、カレーライスだよ」

 「へぇ、そりゃいいですね。腹減ってるんで、すぐ食べていいですか?」

 「もちろんだよ! 温め直してくるね」


 満面の笑みで言えば
 リーダーは
タタっとキッチンの方へ走っていった


 
俺が椅子に腰をかければ
 何も言ってないのに、机の上に
 大盛りのカレーと水とスプーンが置かれた

 「
どーしたんです、今日は。なんか俺、特別扱いじゃないですか」

 「そーだよ。今日のニノは、と・く・べ・つ!」


 リーダーはカレンダーを指さした
 


 初めはそれの意味が分からなかった
 が、リーダーの指の先をよく見つめると・・・


 「6月、17日・・・って、あぁ!!!」

 「そ。今日はニノの誕生日」




 すっかり忘れていた


 この年になって、誕生日を祝ってもらうことなんて
 昔ほどはない

 誕生日おめでとう
 さえ言ってもらえば、ましな方だと思う


 なのにリーダーは
 普段はもう寝てるであろうという時間なのに待っててくれて

 おまけに、カレーも作ってくれた



 嬉しい・・・嬉しすぎる。




 「カレーだけじゃないからね。ほら」

 後ろに隠してたと思われる、デッカイケーキを
 俺の目の前に差し出した

 「わぁ・・・・・・!」


 こんなケーキ、見るの何年ぶりだろう・・・
 俺は、間抜けな返事しかできなかった

 「これ、俺が食べていーの?」

 「もちろん!おわびもあるしね」

 「おわび?」

 「あっ、その・・・ごめん。

  ニノ・・・時間や金銭面の問題で、まだプレゼント買えてなくてさ・・・だから、そのおわび。

  でも、ちゃんといつかプレゼント買ってあげるから! その時は、好きなのなんでも買ってあげるからね」

 リーダーは、優しく俺の頭を撫でてきた

 その優しさに
 自然と笑が溢れた

 



 カレーもケーキも食べ終わり(ケーキはリーダーと半分こ)
 2人でソファに座り込んだ

 リーダーの頭が1回、2回とコクンコクンとなる


 「リーダー?もう眠いんじゃないの? 寝たらいーじゃないですか?」

 「ん、今ちょっとバカにしたでしょ・・・」

 「してないしてない」


 頬を膨らませながら怒ってきたので
 苦笑しながら俺は否定した
 


 「じゃ、何時に寝るの?」

 「え、ニノが寝るまで寝ないけど?」

 「ふーん、じゃあ俺はもう寝ようかなぁ・・・」

 と悪戯っぽく笑って立ち上がると
 慌てたような手つきで長袖の服を掴まれた


 「ちょ、ちょっと待って、ニノ・・・」

 「ん?」


 少し焦ってるように見えたから
 再び座って、リーダーを見つめた

 「何?」


 「あのね、ニノ・・・・・・好き・・・」

 「なっ・・・!」


 いきなりの言葉に俺は顔を赤らめた

 久々に言われたからってのもあるけど
 こんな雰囲気な時に言われたんだもん


 変に、緊張する・・・
 


 俺だけじゃない
 リーダーの顔も真っ赤に染まっていて俯いている

 「・・・リーダー」

 「ん? んっ」


 顔を此方に向かせ
 久々に口づけを交わす

 触れるだけの口づけを終えて唇を離せば
 すぐさままた、唇を塞ぐ

 今度は触れるだけじゃ済ませられる訳がなく
 少々強引に唇を割って舌を入れた


 「ん!? んーん、んー・・・」

 リーダーは驚きの声をともに
 俺に唇の開放を要求した

 仕方なく、はなしてやることにした


 「何?」

 「あ、いや、あの・・・その・・・」

 「こーゆーことするの、や?」

 「や・・・やだよ、恥ずかしいし」


 「嘘つけ」

 「ちょ、ニノ? わっ!」


 俺はリーダーを押し倒し耳元で囁く


 「嘘つかないでください。その格好だって、俺を誘うためでしょう?」

 「ちが・・・んんっ」

 首筋を舐めただけで大きく反応し
 顔を真っ赤にさせている


 「ちょ、ニノ・・・やめ」

 「まだ抵抗するんですか?・・・仕方ないな」

 言うと俺は
 リーダーを優しく抱きしめた

 「ニ、ニノ?」


 「誕生日プレゼントはいらない。から、代わりに大野さんが欲しいな」

 「ば・・・!ばかじゃないの!? もー、ばかばかぁ!ニノのばかぁ!」

 顔を真っ赤にさせながら
 リーダーは既に半泣き状態


 「恥ずかしい?」

 「あ、当たり前でしょ・・・」

 少し拗ねながら言うリーダー


 「あのね、大野さん」

 「へ?」

 無理やり話題を変える


 「俺、こんなに嬉しい誕生日初めて・・・ありがと、大野さん」

 「・・・どーいたしまいて」

 「リーダー、好き」

 「ん、俺も」

 俺らは少し見つめ合ってから
 また、口づけをした


 先ほどの抵抗はどこにいったのか
 大野さんの方から口を薄くあけてきた

 だから、
遠慮なく舌を入れ込む

 舌を絡め、大野さんが小さく震えたのが分かった


 絡めながら身体の上へ、下へと手を伸ばす
 下を手を伸ばした瞬間


 これまで以上に大野さんの身体が大きく反応し 
 俺の身体を押し、顔を真っ赤にしながら俯いた


 口の広角を上げながら

 俺は少し悪戯っぽく問いかけてみた


 「
ふふ、もーこんなにしちゃったんですか? おーのさん」

 「っ・・・・・」



 ギクっという効果音が似合いそうな反応を見せてから

 大野さんは何も言わないで俯いた



 「ここじゃあれですし、ベッド、行きます?」

 「・・・わかったよ、相手してあげる。言っとくけど、今日はニノの誕生日だから、特別なだけだからね!」

 「はいはい」


 額に優しくキスをすれば
 大野さんを姫抱っこで持ち上げ寝室へと向かった


 こんなに誰かを
 好きだって思ったのは、はじめてだ

 好きで好きで、仕方がない

 ずっと、こーしていたい
 ずっと、一緒にいたい

 それだけで、十分だよ・・・




 でも、いつか言いたいな
 愛してるって、ね