06/15(土)~06/22(土)で北海道ツーリングへ行ってきました!

 

以前から「せっかくバイク乗るようになったのだし行ってみたいなー」

と思ってはいたものの、超長距離ツーリングの不安(パワー/疲労)とか

仕事の都合とかいろいろあって二の足を踏み続けていたのですが、

ロングツーリング向きなVstrom250SXを購入することが決まり、

仕事的にもちょっとした節目になったこともあり、

「行くなら今しかないでしょ」的なノリと勢いで決めてしまいました。

 

03月にVstrom250SXを購入してから後、

04月中に慣らし運転を終わらせたのも、05月中にカスタムなどを

終わらせたのも、ほとんどが北海道ツーリングのための準備でした。

 

YouTubeとかで事前に情報を集めた結果、時期を06月にしました。

・比較的気候が安定している。

・祝祭日が無い月なので混まない。

・フェリー料金がB期間で安め。

 

フェリーは04月に往路/復路とも確保済み。

07月08月の繁忙期はポチポチ合戦になるみたいですが、

06月は1日遅れの登録でもぜんぜん間に合いました。

 

もともとキャンプツーリングをやっていたので、

北海道の高規格なキャンプ場ならキャンプ泊メインでも大丈夫でしょう

ということで、ホテルは一切予約せずに当日の状況で場所を決める方針。

 

ルートは300km/1日を目安にして以下のように予定。

 

普通だと 北海道を時計回り/反時計回りで一周 とかにする人が

多いと思うのですが、海沿いばかり走っても面白くないかなと。 

ツーリングマップルで「おすすめルート(ピンク)」になっている道を

できるだけ多く走りたいので、このような変則ルートにしています。

 

主に行きたいのは道北/道東だったので、道南は最初から除外。

それでも、行きたい優先順にルート設定していくと道北道東を

両方とも廻りきるのは北海道5泊6日では厳しそうだったので、

道北メインにしました。

 

※実際の予定ルートは後半が少し変わってしまったのですが、

 最終的に通った修正済みルートのmapを上に貼っています。

 

北海道ツーリングを記事にされている方のブログを見ると、

キャンプツーリングの荷物リストをまとめていたりして自分も

参考にさせて頂いたりしたのですが、まとまりきっていないので

ココでは省略ということで…

機会があれば後でまとめて追記しようと思います。

 

1日単位での感想を思いつくまま書いていくとスゴイ分量になりそう

なので、できるだけポイントに絞って記録に残そうと思います。

 

 

【day00 06/15(土)】

天候:

 晴れ

ルート:

 自宅→大洗フェリーターミナル→フェリー乗船

走行距離:

 約180km

 

早めに付いたので乗船前にフェリーと記念撮影。

 

この日に一緒に乗船したバイクは40台弱くらいでした。

 

【day01 06/16(日)】

天候:

 曇りのち雨

ルート:

 苫小牧(西港)→かなやま湖畔キャンプ場

走行距離:

 約140km

 

google my mapのレイヤー数の都合でday01+02にしているので

繋がってしまってますが、Bの赤丸が「かなやま湖畔キャンプ場」です。

 

苫小牧に着岸した時点では曇りだったのですが、その後徐々に

雨雲が近づいていて、下船したあたりからポツポツと降り出し。

ナウキャストの降雨レーダーを見ると、西→東へ土砂降りコース確定

な感じだったので「これは早く東へ逃げねば!」と思って

予定していなかった道東自動車道(追分~占冠)を使用。

 

かなやま湖畔キャンプ場の手前?にある駐車場から。

中央右の岸辺あたりがキャンプ場です。

 

なんとか雨から逃げ切れたかな?と思いましたが、

テント設営する直前から本格的に降り始め…

他に何もできずテントに引き籠もって1日目は終了。

 

【day02 06/17(月)】

天候:

 ほぼ晴れ

ルート:

 かなやま湖畔キャンプ場→白金 青い池→美瑛→旭川→深川→

 →幌加内→霧立峠→苫前→羽幌→初山別→みさき台公園キャンプ場

走行距離:

 約300km

 

 

到着後とはうってかわってイイ天気。

 

実は、かなやま湖畔キャンプ場を撤収する時にアクシデントが1つ。

いざ出発しようとバイクに乗ったとき、メガネをかけていない事に

気がついて大慌てしました。

 

30分ほど探し回ったあげく、テントを張った付近の草地に

落ちているのを発見できたのですが…

踏んで「パキッ」という音がしたので見てみたらメガネだったという。

ic! berlin というアイウェアブランドのフレームを愛用していて、

ちょっとやそっとの外圧が加わっても曲がらないし歪まないのですが、

レンズの縁が欠けてちょっとナナメなかけ心地になってしまいました。

 

まぁ、見つかったのは不幸中の幸い。

そのまま見つからなかったら、ツーリング中止でしたからね…

 

気を取り直して、続いては 白金 青い池。

 

本当に青かったです。以上w

 

駐車場が、バイクと4輪で入口が違うので、少し手間取りました。

ちなみにバイクは100円。4輪は500円です。

 

美瑛付近は、時期が少し早かったかなーという印象。

パッチワークの丘などを走り抜けてきましたが、色彩を楽しむような

感じにはなっていませんでした。

なので停車もせず撮影もナシ。

 

旭川~初山別までは、休憩のための停車以外はほぼノンストップ。

苫前につく手前あたりで、イイ感じの風車列が見えたので1枚。

 

みさき台公園キャンプ場へ着いたあたりから、空模様が怪しくなり、

名物?なキレイな夕日をみることはできませんでした。

 

ココは前評判通りというか、風がかなり強かったですね。

タープ張っている人もいましたが、かなり煽られてました。

この日は夜に入ってからかなりのドシャ降りになり、

それが翌朝まで続いて周辺まるっと水浸し…

なかなかハードな夜でした。

 

【day03 06/18(火)】

天候:

 雨のち曇り

ルート:

 みさき台公園キャンプ場→オトンルイ風力発電所→サロベツ原野→

 →大規模草地牧場→サロベツ原野→稚内→ノシャップ岬→宗谷岬→

 →白い道→さるふつ公園キャンプ場

走行距離:

 約260km

 

 

雨の中、無理矢理撤収を済ませてみさき台公園キャンプ場を出発。

北上するにつれて雨は止んでくれたので、雨の中をひたすら走るという

地獄にはならずに済みました。

 

オトンルイ風力発電所もこんな状況。

数機の撤去は先送りされたようで、まだ風車は回っていましたが、

霧で何もミエマセン。

 

日本海オロロンラインをそのまま北上すれば稚内ですが、

途中で横道へ逸れて、大規模草地牧場(おおきぼくさちぼくじょう)へ。

霧がすごかったので景色はダメかなーとは思いましたがダメ元で。

曇り空でしたが、霧は晴れてくれたのでそこそこ楽しい道のりでした。

 

再び日本海オロロンラインへ戻って北上。

ここで天気が奇跡的に回復して、利尻富士を見ることができました。

 

スマホのカメラだと中央に小さめに写ってしまいますが、

肉眼で見るとこの数倍の大きさで見えます。

このときはさすがに、他のライダーさん達もだいたい停まってましたね。

 

更に北上して稚内ノシャップ岬へ。

ノシャップ岬からも利尻富士が見えました。

 

続いて宗谷岬へ向かいます。

途中で稚内市役所 宗谷支所へ立ち寄って、北端の四極踏破証明書を

もらいました。

 

宗谷岬では雨こそ降らなかったものの、一面まっしろ。

 

当然ながら、白い道や宗谷丘陵もまっしろ。

 

ココでもアクシデントが1つ。

insta360でポイント撮影しながら廻ろうと思っていたのですが、

前日までは認識されていたmicroSDXCカードが認識されなくなり…

抜き差ししても変わらずで、おそらくその日までに撮影した分も

吹っ飛んだ可能性あり。

残念ながら走行動画の撮影は取り止めです。

 

だいたい巡る予定の場所は巡ったし、こう霧がスゴいとその場に

留まっていても楽しくないので、早々に次のキャンプ地へ向かうことに。

もともとは、浜頓別のクッチャロ湖畔キャンプ場に泊まる予定だった

のですが、急遽、道の駅さるふつ公園の併設キャンプ場に変更しました。

 

というのも、

道の駅さるふつ公園で休憩しているとき、浜頓別方面から戻ってきた

ライダーさんが居てお話を聞いたところ、

当日直前までの雨でクッチャロ湖畔キャンプ場が水浸しになっている

とのことで…

雨は止んだみたいですが、濡れた草地にテント張るのは避けたかった

ということで、そのライダーさんに便乗させて頂いて、そのまま

さるふつ公園キャンプ場に落ち着くことにしました。

 

【day04 06/19(水)】

天候:

 曇りのち晴れ

ルート:

 さるふつ公園キャンプ場→枝幸→紋別→サロマ湖→能取湖→

 →網走湖→美幌→美幌峠→峠の湯びほろ

走行距離:

 約330km

 

 

道の駅さるふつ公園を出てすぐ、待望のエサヌカ線です。

早朝でだーれも来ないので、道路の真ん中で撮影させて頂きましたw

 

あとは左手にオホーツク海を見ながらひたすら南下南下。

 

サロマ湖に到着。

 

能取湖。

 

網走湖。

このすぐ近くに呼人浦キャンプ場があったので下見もしてきました。

 

美幌町を経由して美幌峠へ。

天気が回復してくれたので、美幌峠の展望台(道の駅)からの屈斜路湖が

最高な感じでした。

 

この日は和琴半島にあるキャンプ場を目指すつもりだったのですが、

手前の温泉施設でログハウスを安く(素泊まり1000円!)お借りできる

ことが前日夜に調べて分かったので、予約をしておきました。

1名で借りられるか心配だったのですが、この時期は使う人も少ない

みたいで、何も問題なかったです。

テントの設営/撤収が不要なので時間と体力を温存できるし、

同じ敷地内に温泉もあるのでとても便利!

 

【day05 06/20(木)】

天候:

 曇りときどき晴れ

ルート:

 峠の湯びほろ→美幌峠→弟子屈→阿寒湖→足寄→上士幌→

 →タウシュベツ側橋梁展望台→三国峠→旭川→札幌

走行距離:

 約500km

 

 

まずは雲海を見るために再び美幌峠へ。

雲海 というほどではないけれど、イイ感じの景色は見れました。

ちなみに06:00前です。

 

美幌峠を越えて弟子屈町へ。今度はひたすら西へ向かいます。

もともとの予定では、上士幌町からナイタイ高原に寄ってその後

タウシュベツへ行くつもりでしたが、

曇り空の下でナイタイテラスを見てもねぇ ということで

今回は時短のためスキップ。

 

タウシュベツ側橋梁展望台から。

 

続いて三国峠へ。

車がいなかったので下の橋が見えるスポットで反転して撮影。

 

この後は道なりに進んで、旭川の近くの当麻の温泉施設に素泊まりする

つもりだったのですが、予約のためにTELしたところ、

営業開始は07月からです とのこと…

帰りのフェリーに乗る最終日にテント撤収とかやりたくなかったので、

旭川の快活CLUBにでも泊まろうかと思っていたのですが、

12:00頃には旭川へ到着してしまい…

しかも、雨まで降り出す始末。

 

ナウキャストを見てみると、道北側に雨雲が通過しているようで、

札幌あたりでは降っていなかったので、どうせなら札幌で泊まる場所を

探した方がマシ!と判断して移動開始しました。

こういう予定変更が可能なのもソロ旅のいいところ。

 

行く前の予定では、旭川→富良野→芦別→夕張→占冠→千歳→苫小牧

のように動くつもりだったのですが、速度優先(ただし高速は使わない)

で、旭川→深川→滝川→美唄→岩見沢→江別→札幌な経路になりました。

この区間はただの街なので走っていても面白いところはなくて、

ただひたすらな移動区間でしたね…

 

札幌付近に到着して最初に見つけた快活CLUBに飛び込んだところ、

幸いなことに鍵付き個室(フラット/チェア)の空きがあるということで

15:30頃で早めでしたが確保のため即チェックインしました。

 

【day06 06/21(金)】

天候:

 ほぼ晴れ

ルート:

 札幌→支笏湖→洞爺湖→白鳥大橋→室蘭→苫小牧→フェリー乗船

走行距離:

 約280km

 

 

峠から下っていく途中で見えた支笏湖は、雲海のような感じでした。

 

側道からの支笏湖。

イイ感じに見える場所はだいたい道路だったので、

撮影スポットが欲しいところですね。

 

続いて洞爺湖。サイロ展望台から。

 

白鳥大橋もどこかから撮影したかったけれど、通過するだけでした。

風強かった…

 

室蘭~苫小牧も街間移動で特筆すべきところはナシ。

無事に北海道内の全行程を終えて、苫小牧(西港)フェリーターミナル

へ到着できました。

 

苫小牧→大洗方向のフェリーではバイクが多かったですね。

大洗→苫小牧方向の倍、70台くらいはいたような。

往路で一緒のフェリーだった方もちらほらいらっしゃいました。

 

【day07 06/22(土)】

天候:

 晴れ

ルート:

 大洗フェリーターミナル→BIKELEANさん(埼玉県富士見市)→

 →自宅

走行距離:

 約180km

 

大洗に到着した後は普通に帰宅する予定だったのですが、

以前に洗車をお願いしたBIKELEANさんへ寄ることに。

 

北海道ツーリングで汚れることは想像していたので、

帰宅翌日の06/23(日)で予約をしていたのですが、関東側の天気が

よろしくなく…

BIKELEANさんはちょうど大洗から自宅へ向かう途中経路にあるので、

大洗に到着する06/22(土)の夕方18:00頃からの枠に変更して頂く

ことができました。

いろいろ調整して頂いたBIKELEANさんには感謝です!

 

洗車を終えて自宅付近で最後の給油を行い、帰り着いたのが

21:30過ぎくらい。

荷物を降ろしたところで雨が降ってきたので、急いで

バイクをガレージへ撤収させて今回の北海道ツーリング完結です。

 

【まとめ】

自宅からの総走行距離:

 2298.4km ※自宅~大洗間を含む(北海道onlyだと約1940km)

平均燃費:

 41.4km/L

給油:

 大洗ENEOS 3.67L 620円

 南富良野ホクレン 4.16L 674円

 西神楽ホクレン 2.73L 442円

 初山別ホクレン 5.08L 899円

 猿払ENEOS 6.52L 1180円

 美幌ENEOS 6.46L 1077円

 上士幌ENEOS 7.60L 1299円

 札幌ENEOS 6.54L 1066円

 苫小牧ENEOS 5.88L 1023円

 地元ENEOS 4.75L 755円

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 合計 53.39L 9035円

 

今回、天気が悪くて景色を楽しめないところはありましたが、

走行移動中にガチ降雨に見舞われた区間は少なめだったので、

事前に考えていた行程を大きく崩すことなく動けたので、

そこは良かったかなと思います。

 

道東(東端)にも行けてないですし、宗谷(北端)もリベンジしたいし…

北海道で出会ったライダーさんと会話していて言われたことで、

「一度、北海道を経験するとまた走りたくなるよ」な気持ちが

よく分かりました。

できれば来年もまた、06月頃 or 09月頃で計画しようと思います。

 

最後に、

この北海道ツーリング中に出会った方々へ、

楽しい時間をご一緒できたことに感謝を。

ありがとうございました!