栃木SCとしては、リーグ戦の低迷から脱却する切っ掛けとしたい試合でしたが、守備の弱さがこの試合でも出てしまい、勝利は遠いものとなってしまいました。
立ち上がり早々に失点を喫すると、攻撃もままならぬままに追加点を奪われ、前半で勝負が決してしまったような内容で、ガッカリ感もそうですが、諦め感すらも漂う厳しい結果を受け入れることになります。
構築に失敗した守備を立て直すのは容易ではなく、このままリーグ戦終盤にまで同じ状況なのではと危惧したくなります。
栃木SCにとっては、チームの弱さを露呈した試合だったのではないでしょうか。
ここ数シーズン、天皇杯でJ1チームを打ち破り、その存在を知らしめる存在だっただけに、今シーズンのこの敗戦は、降格圏内に低迷するチームだということを改めて思い知らされることになりました。
ここまで厳しいシーズンになるとは。
想定内と言う方もいるかもしれませんが、個人的にはそうであって受け入れがたいものがあります。
ここからの立て直しは、本当に適うのでしょうか。
そう、思わずにはいられません。
【結果】
藤枝MYFC 2-0 栃木SC
前半 2-0
後半 0-0
【会場】
藤枝総合運動公園サッカー場
【得点】
前05 シマブク カズヨシ(藤枝)
前33 中川風希(藤枝)
【栃木SCスタメン】
GK 川田修平
DF 藤谷 匠
DF 福島隼斗 → 森 俊貴(後0)
DF 高嶋修也
MF 黒﨑隼人
MF 大森渚生
MF 朴 勇志 → 神戸康輔(後30)
MF 揚石琉生
FW 井出真太郎
FW 矢野貴章 → イスマイラ(後35)
FW 小堀 空
【栃木SCリザーブ】
GK 中島佳太郎
DF 平松 航
MF 森 俊貴 ← 福島隼斗(後0)
MF 神戸康輔 ← 朴 勇志(後30)
FW 川名連介
FW 南野遥海
FW イスマイラ ← 矢野貴章(後35)
【審判団】
主審 : 田中匡玲
副審 : 山村将弘
副審 : 柳岡拓磨
【入場者数】
不明
【天候/気温/湿度】
不明/不明/不明
怪我人も多いと噂されていますが、このメンバーを見た感じでは、それも信憑性があるかなと思いました。
それでも、普段から出場機会を欲している選手たちが、この舞台で躍動することでリーグ戦出場を勝ち取るようなプレーで勝利を奪ってくれると期待していたのですが、その真逆の結果になってしまっています。
選手交代も2枠を残していますし、交代させたくてもさせられない理由があるのかと勘ぐってしまいますし、小林監督としては、厳しい状態にあっての指揮が続いているのではと思ってしまいます。
ただ、そうはいっても結果が重要な公式戦ですし、全てにおいて結果が得られていない以上、栃木SCとしては相当に厳しい、言葉を選ばなくて良いのなら、瀕死の状態なのではと考えてしまいます。
そうか、カップ戦も、天皇杯も初戦敗退なのか……。
こうまで勝てないチームになったのかと、ショックでしかありません。
鹿島アントラーズとのホームでの試合はなくなりました。
今の状態では戦っても大敗かもしれませんが、それでも、やっぱりJ1チームとの試合は楽しみでしたし、リーグ戦だけの戦いになったのは寂しさがあります。
ただ、強がりを言うのであれば、降格危機にある中で、余計な試合を戦わずに済むという……負け犬の遠吠えかもしれませんが、そう思って気持ちを切り替えることにしました。
憂鬱な日々を過ごすことになりますね。
平日の遠方にも係わらず遠征されたサポーターの皆さま、本当にありがとうございました。
厳しい結果で心が痛む中での帰路になりますね。
どうか、事故などに遭わぬよう、気を付けて帰って来てください。お疲れ様でした。
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