J2リーグは残り10試合。
勝点36と残留争いにある栃木SCにとっては、これでもかと重要な10試合が待ち構えています。
32試合を消化して勝点36は、本来なら余裕を持って残留に届く成績ですが、今シーズンは降格圏内まで勝点4差と、異様なほどに勝点が高く、少しの余裕もありません。
それでも、流石に残留に勝点45を必要とするところまで上がるとは思えません。
そこはやっぱり、試合数分の勝点42が妥当なところではないでしょうか。
残留争い中のチーム同士の直接対決も多く残されていることから、互いに勝点の奪い合いが起き、必ず沈むチームが出ることからも、勝点40でもギリ残留というところまで下がるかもしれません。
取りあえず、残留目安は勝点42に置くとして、栃木SCは残り6点。
2勝で届くことになりますが、残り10試合の対戦相手が強敵ばかりで、特に最後の5試合は勝点を本当に積めるのかと、怖いほどに焦りたくなります。
【栃木SCの残り10試合】
【H】藤枝 14位 前半：△1-1
【A】町田 01位 前半：△1-1
【H】千葉 11位 前半：●0-1
【A】熊本 20位 前半：△1-1
【H】秋田 13位 前半：●1-2
【A】山形 08位 前半：○2-1
【H】大分 06位 前半：●0-1
【A】岡山 10位 前半：○2-1
【A】東京 04位 前半：●0-2
【H】磐田 02位 前半：●0-2
※左から、ホーム・アウェイ、対戦相手、現在の順位、前半で対戦したときの成績
前半どおりの成績なら、勝点9を積める計算。
勝点は45となり、まず残留は間違いない数字です。
しかし、そう上手く行くとは思えませんし、特に上りの5試合は、PO圏内からJ1昇格を狙うチームとの試合だらけですから、ここは勝点1を奪うことも相当に難しい戦いになるはず。
そう考えると、その5試合の前、つまりは、第37節のブラウブリッツ秋田戦を終えた時点で勝点を42くらいにまで積んでおく必要があります。
残留争い直接対決となる、藤枝MYFC戦、ロアッソ熊本戦は、絶対に勝つ必要があって、ここで勝点6を奪うことが栃木SCには必要になります。
まかり間違って一つでも落とすと、なかなか厳しい最終番を迎えることになりますので、この2戦は絶対に落とせないと肝に銘じて戦ってください。
J2残留のために。
絶対に、この2試合は勝たねばなりません。
何となく、栃木SCの対戦相手も厳しいですが、最下位の大宮アルディージャも相当に厳しい相手ばかりで、そこからJ2残留圏まで上がって来るのは至難の業だと思います。
栃木は2勝で何とかなりそうですが、一方の大宮は最低でも5勝は必要でしょうし、奇跡的な何かが起きることを期待するしかなさそうです。
ただ、それ、2019シーズンに栃木が起こしています。
ですので、相手を気遣う余裕はないにせよ、最後の最後まで諦めずに戦うことで大事ではないかと。
それでも……栃木SC残留のためには、どうか最後までそこにいていただけねばなりませんので、余り頑張り過ぎないようにお願いします。
あと3ヶ月弱で結果が出るのですね。
早いなぁ。あっという間です。
あーだこーだ好き勝手なことを言って、ときにはネガティブ感満載な感じですが、最後はJ2残留を掴み獲り、サポ友さんみんなで笑って終われればと思っています。
今はそれが最大にして最高のお願いです。
押してください。
