J2リーグは明日から後半戦。
残り21試合でどこまで順位を上げることができるのか。低迷する栃木SCからしてみれば、残留争いは避けられない状況なだけに、今シーズンもハラハラが絶えない後半戦になりそうです。
後半戦の初戦となるのが、ホームでのレノファ山口FC戦。
栃木の勝点21に対し、山口は勝点22。順位も一つ上の19位のチームですから、後半戦の初戦から大一番の6ポイントマッチとなりました。
ここ、今シーズンの行く末を占う上で絶対に落とせない超が付くほどに大事な試合で、この試合を落とすようだと、残留争いから抜け出すことなく最終番まで行くことは避けられないはず。
中位チームを残留争いに引きずり込むためにも、この山口戦で勝点3を積み上げることは、栃木SCからすれば絶対条件です。
順位的にも、落とせない試合が続くことになりますが、近接順位チームとの試合は、残留するために、勝利は必要不可欠です。
勝てば順位で逆転できる試合ですし、山口に勝利して、不得意とするアウェイ2連戦に臨んでください。
栃木も山口も攻撃に課題を抱え、21試合を消化しての総得点は互いに19点。なかなか得点を奪えない苦しいチーム事情があります。
そのことから、複数得点での決着はそう多くはなく、明日の試合もそんな試合になると予想しています。
互いに攻撃に課題を抱えているものの、失点は大きな差があって、栃木の24失点に対し山口は38失点。
守備に関しては栃木に分があるだけに、最後は守って逃げ切ることになりそうですが、後半の失点が多いことが不安要素として残ります。
24失点のうち、後半に19失点を喫しているだけに、後半の戦い方が鍵を握ることになりそうです。
後半戦の初戦がホーム戦なのは栃木にとってはありがたいこと。
アウェイで勝てない状態なだけに、ホーム戦であることは助かります。
日程を見れば、前半戦の初戦（開幕戦）も最終戦（第20節）もホーム戦ですし、後半戦の初戦（第21節）も最終戦（第42節）もホーム戦なんですよね。
鍵となり得る試合が全てホーム戦である比較的恵まれた日程に感じですので、それを活かさぬ手はありません。
後半の巻き返しのために、その初戦は絶対に獲らないと。
「次に期待」と言える状況では徐々になくなって来ています。もう、落とせない試合が続きますので、まずはこの山口戦。
勝点3を積み上げて、反撃の切っ掛けにしてください。
これでもかと期待して、カンセキスタジアムとちぎに馳せ参じます。
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