ん? 何を言っているの?
そんな訳ないじゃん。
仕事中に、知り合いの鹿児島ユナイテッドFCサポさんからlineが飛び込み、そこには「GKのオビ選手、帰るの早過ぎですよね?」とのメッセージが。
驚かせようとしているのかと疑心暗鬼になりながらも栃木SCのHPを確認すると、そこには……
「オビ パウエル オビンナ選手 横浜F・マリノスへ復帰のお知らせ」という信じがたいリリースがあったのです。
ちょっと、そりゃあないですよ。
知った瞬間の正直な感想がこれ。
これ、はっきり言って栃木SCにとっては予定外の離脱ですよね?
最低でも、今シーズン末までは栃木SCでプレーしてくれると信じていて、そこから来シーズンは完全移籍で加入するかもという妄想を抱いていたのです。
それ、脆くも崩れ去りました。
約3ヶ月で9試合に出場。
何度、危機的状況を救ってくれたことでしょう。
そして、ついこの前の愛媛FC戦での強烈なインパクトを放った森選手へのスーパーなフィードは、我々栃木サポーターの脳裏に確実に刻み込まれました。
期待されての復帰であるはず。
1試合でも早くスタメン出場を果たし、横浜F・マリノスの正GKとして君臨してください。
ただ、ただですよ。
栃木サポの皆さま、安心してください。
栃木には、川田選手、塩田選手という、正GKとして申し分ない活躍を見せてくれる選手がいるじゃないですか。
そして、虎視眈々と出場機会を狙う大野選手だっているんです。
これから先、オビ選手の去ったゴールマウスを熱く死守してくれるはず。
残念なリリースではありますが、ブログ主はそれほどに心配はしていません(と、強がっていたりします)。
いつの日にかオビ選手がオリンピックの舞台で活躍したり、ワールドカップで注目されたりしたときは「栃木が育てたGKなんだよ」と、日本中にそう自慢してやるのです。
そして……韓勇太選手も松本山雅FCに復帰とのリリースが同時に発表されてしまいました。
出場機会に恵まれず、本人としては不本意なシーズンを送っていたのでしょう。
それもあってか、Twitterでは「栃木でのチャレンジは失敗に終わってしまいましたが……」とツイートしています。
それでも、FC琉球戦で見せた素晴らしいゴールは忘れませんよ。
栃木でプレーしてくれてありがとうと、心から言える選手です。
松本山雅FCに復帰ということで、いきなり11月4日(水)にはアウェイ戦で直接対決があります。
もしかすると、栃木のゴールを脅かす存在として、ピッチに君臨するかもしれません。
間違っても「お世話になりました。ありがとう」的なゴールはご遠慮ください。
それ、迷惑千万ですから。
それぞれの道ってもんがありますから、決まってしまったことは仕方のないこと。
それでも、ぽっかりと心に穴が開いたような気分になるのは、それだけ悲しい気持ちが大きいってことなのでしょうね。
こんなこと、シーズンオフになると毎日のように続くことだってあるのですから、これがプロの世界なんだと言い聞かせることにします。
まさか、これからDFの柳選手とか、溝渕選手とか、返してくれとか言わないですよね?
頼みますよ、アルビレックス新潟さん、ジェフユナイテッド千葉さん。
それはダメだからね。マジ、本当に。
なお、ブログで使用した写真は、栃木SCのTwitter、HPよりお借りしたものです。
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