来シーズンはJ3という舞台で戦う栃木SC。
J3で優勝しよう。
1年で戻って来よう。
その気持ちは大事です。
ですが。
それは、難しく、ちょっと甘い考えかもしれません。
レンタル組が主力の中心となっていた今シーズン。
主力はことごとく去り、栃木SCの戦力は真っ白な状態にまで戻ることが予想されます。
ゼロからのスタートという表現がよく使われたりしますが、果たして、ゼロで済むのか。
マイナスからとならないのか。
J3へ降格したチームが、優勝争いを演じることも叶わず、中位に沈んでいる現状を見れば、いかに厳しい舞台であるのかが伺えます。
甘い考えで来シーズンを迎えないように、我々サポーターは、それ相応の覚悟を背負いながらJ3に挑まなければなりません。
その覚悟は、相当に重く、簡単に動くものであってはなりません。
その重い覚悟を背負い、過酷なシーズンを戦い抜く必要があると思うのです。
軽い気持ちで考えていると、凄まじくショックなシーズンになってしまうことも十分にあり得ますから。
出来れば、その覚悟が必要なくなるくらいの成績が残せれば、それに越したことはありません。
ただ……現実は、非常に厳しい。
強豪と目されるチームが増える来シーズン。
栃木に示される道筋は、非常に険しいものとなるでしょう。
それでも。
J2復帰を目指し、全力で応援して行きます。
マイナスとマイナスが出会ったとき、ときには、それがプラスに転じることもあるのですから、希望を捨てずに、栃木を信じて着いて行きます。
J3の扉は開かれました。
もう、そこに入るしかないのです。
覚悟を決めて、戦い抜きましょう。
あとは……社長、強化部長、監督の人選問題。
一番、気になるのは、やっぱりそこでしょうか。
どうなることやら。
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