自然エネルギーと原子力発電 | 自然エネルギーと地域の暮らし

自然エネルギーと地域の暮らし

ゼロカーボン社会を目指し小水力発電や木質バイオマス利用の普及拡大のために活動しています。そして豊かで強靭な地域社会を造る活動もしています。。時々は自分の身の回りの事や思いついたことを描きます。

問題続きで廃炉が決まった高速増殖原型炉「もんじゅ」、1994年の稼働からこれまでに1,1兆円を超える税金がが使われたが、1995年ナトリウムの漏洩事故を起こし、その後もトラブル続きで2016年に廃炉が決定した。しかし廃炉に向けて3,700億円が必要。しかもナトリウム処理法が未定で更なる費用負担が見込まれる。

「もんじゅ」での実験成果は予定の16%。典型的な無駄使い。しかも会計検査院は国策に忖度し2009年に会計検査をし、2011年に報告を一回出しただけで巨額の税金が無用に浪費されていたのを見逃していた。

原子力発電においては先日も蒸気配管でトラブルを起こした大飯原発もいつの間にか再開している。他の原発もトラブルが続き安全対策の不備も指摘されている。安全を置き去りにし、国民の生命財産を危険に晒し続け、ずさんで利益だけしか目の行かないのがこの国の原発政策の実態。主導しているのは経済界と官邸。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11153185541

 

もんじゅ

私はこのような将来に禍根を残す原子力発電にノーと言い、地域で地域のためのエネルギーを創出し地域のために活用する「地消地産(地産地消でなく)」を目指しています。中でも主に小水力発電・バイオマス発電に取り組んでいます。これらはエネルギー創出に伴い地域と密着した事業として地域の活性化に繋がり、人口経済の問題を抱えた中山間地の振興に役立つものと信じ、地域の方々を共同して前に向けて一歩づつ歩んでいきます。

自然エネルギーアドバイザー オフィス グリーンハット