屋外光への曝露不足が、アジアやその他の地域で小児近視が急速に増加している主な原因であることが示されている。

幼児近視の発生におけるデジタルスクリーン使用時間の増加の直接的な結果としての、屋外光への暴露の欠如について、厳密で体系的な研究でさらに調査することが緊急に必要である。

小児にみられる早期近視の特異的な形態は、眼球の長さ(前後)方向の過度な成長によるものであり 、軸性近視と呼ばれる。

未治療のまま放置すると、病気が進行し、視力が著しく低下し、最終的には失明に至る。

東アジアや東南アジアでは、人口の約95%が、腕の長さを超えた機能的に鮮明な視力を回復するために眼鏡やコンタクトレンズを必要としている。

Dresp-Langley Int J Environ Res Public Health 17: 3240, 2020

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7246471/