「ベルサイユのばら50」観劇 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

「ベルサイユのばら50」観劇



まき子ちゃんにお誘い頂き「ベルサイユのばら50」を観劇しました🌹



昨日はフェルゼン&マリー不在のオスカル&アンドレ祭でした🇫🇷


目玉である扮装したダイジェストシーンは、私が初めてベルばらを観た2001年宙組公演のオスアン、水夏希さんと彩輝なおさん、そして現役生の凪七瑠海さんと水美舞斗さんが演じておられました。


私がベルばらを初めて観たのは23年前なのに、当時の麗しいままの水さんと彩輝さんが白い軍服で登場されて、反射的に目頭と鼻の奥がつーんとしました🥹


トーク&ソングの部には当時の主演・フェルゼンを演じておられた和央ようかさんもいらっしゃって…あの頃のようにカッコよくてどういうこと?こんなに時間が経ったのに…?


年季の入った宝塚ファンになってきた私が、初めて宝塚にときめいたハタチのお嬢さんに秒でタイムスリップできるOG公演の有り難みを感じました。


5年前の45周年にも同じようなこと言ってる😂


そして、現役生の凪七オスカル&水美アンドレはそれはそれは瑞々しく滴るようなカップル!6学年差を卓越した演技力で埋め合い、紛うことなき共に育ったオスカルアンドレそのものでした。お二人の今宵一夜が観られるなんて。私は今日まで生きていて良かった…。


また、アランやジェローデル、ベルナールにはここ数年で宝塚を去った人気の男役OGさんが扮し、ブイエ将軍には元月組組長の光月るうさん…!衛兵隊にも懐かしいお顔が沢山ありました。


こういう時、男役OGさんを観て「卒業して素敵な女性になられたのだなぁ」と感慨深い気持ちになることが多いのですが、今回出演されていたレギュラーメンバーの方たちは全員、女性らしさを封印し男役時代の美貌スタイルを完璧に保っておられるようにお見受けしました。


ベルばらとはそれだけ緊張感を伴う大切な作品なのでしょうか。男役OGの皆様の作品への敬意と、その姿を観たファンの方はさぞ嬉しいだろうなと想像するだけで胸が熱くなります。



ファン歴が長く博識なまき子ちゃんと一緒に観劇できて楽しい気持ちが何倍にも膨らむようでした。誰と観るかってすごく大切!



宝塚のベルばらって、フェミニズム視点からオスカルの扱いにグギギ…😬となること※もありますが、久しぶりにベルばらを観てなんだかんだで私はベルばら大好きだと確信。

(※ジェローデルのビンタやブイエ将軍の台詞など)


今宵一夜やバスティーユの名場面は見応えがあるし、クラシカルな台詞回し、タカラジェンヌにしか着こなせないであろう衣装…魅力は色々あるけど、それより何より冒頭の鐘の音とミラーボールの時点で身体が反応してすっかりワクワクしちゃってるのでした。


というわけで雪組のベルばらも凄く楽しみです。過去のどの場面が踏襲されて、令和らしい新演出はあるのかないのか、それを観てお友達とああだこうだ言うまでがセット…最高に楽しいですね!


願わくば、100周年以降のベルばら未経験ファンが観て「これが…噂のベルばらか!」と感動する仕上がりになると良いなと思います。


モンゼット夫人とシッシーナ夫人…本当にあれを令和でやるのですかね、原作にもないあれを。🤫