キャストのいちおし【機能編】 | 近藤英恵オフィシャルブログ「はなえにっき」Powered by Ameba

キャストのいちおし【機能編】


11/3にオンエアの近藤のいちおし、ケンコーのオペラグラス。紹介の経緯や、こだわったデザインのことはこれまでお話しましたが、今回は機能について更新します。

この双眼鏡の8倍という倍率は、80m先の対象物が10m先に、8mは1m先に見えるイメージ。スタジアムやドームのコンサート、大きな劇場でもしっかり仕事をしてくれる倍率です。見え方のサンプルがケンコーさんのHPに載っていました。

ケンコーさんには何十倍、という高機能な双眼鏡もありますが、高倍率になればなるほど手ブレにより像の揺れが顕著になり、像の鮮明さが損なわれるとともに長時間使用の妨げとなるため、倍率は用途によって選ぶことをおすすめします。

三脚などに固定しないで手で使う場合は、断然、手ブレが少ない一桁倍率のほうが使い勝手が良いと私は思います。実際に、劇場貸出のオペラグラスも、宝塚劇場や帝国劇場近くのあの家電屋さんの売り場で広くおススメされているのも8倍。双眼鏡入門や観劇用、スポーツ観戦にはもってこいな倍率ではないでしょうか。

さらに。

双眼鏡は倍率と同じくらい、明るさ&鮮明度にこだわった方が良いです。ハッキリ言ってココに各モデルのクオリティの差が出ると思います。


この双眼鏡のレンズにはマルチコートが施されていて、この多層膜コーティングによって対象物をより明るく、クッキリ見せてくれます。断言します。この機能に本当に助けられます!

倍率だけでなく、見たい景色を美しく見せてくれるのが、レンズフィルターの製造販売で日本最大手の老舗・ケンコーさんのお仕事、この商品を手にする醍醐味です。


余談ですが、機能面で私が気に入っているマニアックなポイントとしては、親指を固定しやすいポイントがちょっとだけ凹んでいるので、手探りで構えても逆に覗く失敗が起きにくい点です。ホラ、うっかり逆に覗いちゃうと舞台が遠〜〜くに観えて悲しいじゃないですか。

サンプルをお借りして1ヶ月、東京宝塚劇場と、市川市文化会館と、赤坂ACTシアターと、KAAT神奈川芸術劇場で性能チェックしましたが、


デュエットダンス終了時の紅ゆずるさんから綺咲愛里さんへのマイクに乗らない「アリガトウ」や、和希そらさんのセクシーな前髪のニュアンスや、柚希礼音さんの大きな瞳から溢れる涙や、梨花ますみさんの水色のカラコンには、やっぱり性能の良いオペラグラスがあったから気づけたと思うのです。

そこには役者さんの拘りや感情のうねりがあって、それがオペラグラス越しに伝わることでこちらの感動も増すというもの!2階席でもSS席気分!!

…ちょっと、例えが偏りましたが、この商品の機能はそういう感じです。宜しくご査収ください。


キャストのいちおしdayは11/3流れ星
近藤のいちおしは、朝6時からです流れ星
日曜だけど早起きしてほしい流れ星流れ星流れ星