すずが中２になってすぐの月曜日、
２カ月ぶりの発達相談
に行ってきました。
小３の頃からお世話になっている
心理士の先生が
かかりつけの小児科で
発達相談してくださる日があって、
相談させてもらっています。
↓ 心の支えの発達相談
👩
「クエチアピンという
抗精神病薬を始めてから、
安定した睡眠、
安定した情緒が保たれ、
心配だった思春期
（小６の夏に服引き、髪引きなどが
ひどくなった時期があったのです😢）を、
思いの外穏やかに過ごせています
✨」
と、今回は、
うれしい報告ができました。
（これまでは次々と出没する困りごとを
相談していました）
これは、幼い頃から、
家族はもちろんのこと、
学校の先生、デイの支援員さんたち、
医師、心理士、作業療法士、
という、
すずの周りのそれぞれの専門家、
接する時間の長い支援者さんたちが、
「チームすず」
となって、同じ方向を向いて
一緒に悩み、
一緒に失敗し、
一緒に小さな成長を喜んで
くださっているおかげです❣️✨✨✨
抗精神病薬を始めるかどうか
悩んでいるときにも、
かかりつけの小児科の先生、
心理士の先生、
主治医から、
「お薬は、興奮や不安を抑える
効果のあるものだけど、
本人の思いや行動を抑えつけるのではなく、
生まれつき、ホルモンなどの分泌が
少なかったり過剰だったりして
脳からの指令がうまくいかずに
混乱しているのを
交通整理するためのもの。
整理されることで、
落ち着いて、すずちゃんが持つ
本来の力を引き出すことができる
と考えています」
と言ってくださいました。
主治医の先生はさらに、
「体重だけでなく、
その人その人に合う量があると思うので、
製薬会社の用量よりかなり少ない
微量から始めてみましょう。
まだエビデンス（証拠・実績）
は少ないですが、
微量でも効くことがあるんです。
すずちゃんに
ちょうどいい量を探っていきましょう」
と説明してくださいました。
実際にクエチアピンの用量は、
1回25mg、
1日2～3回から開始し徐々に増量、
通常1日150～600mgを
2～3回に分けて服用。
1日最大750mg。
とありますが、
すずは、
で、１日5mg からスタート。
⚠️ 錠剤、細粒で含有クエチアピン量が異なる
そして、
体重増加、
１回の尿量がかなり増えたことが気になる、
１０時間くらい寝ることもあって
その時の朝ご飯催促癇癪が激しい気がするので
（寝過ぎて寝起きに腹ペコ❓）
少し減らしてみたいと相談すると、
１日4mg
に減らしても効くかもしれないね、
試してみましょう、ということに。
（調剤師さん泣かせ💦）
まだ試している期間ですが、
少し睡眠時間が短くなり、
激しい食べもの要求も少し収まり、
１回の尿量も減りました。
このくらいが
ちょうどすずにはいいようです。
かくして、
中１の１０月末から
投薬を始めて５カ月で薬を減量し、
まさに脳の中が交通整理されたように
良い睡眠が保たれ、
穏やかでことばでの指示が通りやすくなり、
パニックがあっても
すぐにカームダウンできるように
なったのです✨
今現在の服薬
・リスパダール細粒１%（朝食後0.04g）
・リスパダール細粒１%（夕食後0.02g）
・メラトベル顆粒小児用0.2%（就寝前1g）
・クエチアピン細粒50%（0.008g）
すずは、最重度知的障害がある自閉っ子。
抗精神病薬を飲んでいるからといって
まったくパニックや困り事が
なくなるわけではなく、
生活上の悩みは尽きません。
でも、
このチームなら
なんとか乗り切れるかも
と思えるのは
本当に幸せなことです🙏
主治医の先生、
小児科の先生、
心理士、作業療法士の先生、
学校、デイの先生に
心から感謝です❣️
↓休日も穏やかなすず
↓ 抗精神病薬が効いたのは
薬のおかげだけじゃないんだよ‼️
心理士の先生からいただいた
ありがたいことばとは❓
