今日はばあば(パパのおかあさん)の
お誕生日です。

生きていれば84歳。


竹山美奈子『だいすきな ばあばへ』あれ?みんな ひさしぶり!どうしたの? こんなに あつまって あれ?みんな くろいふくすずも くろいふく   みんながいてうれしいな たのしいな  でも あれ…リンクameblo.jp




ガンさえなければ、
本当に健康で若々しくて、


家事は何でもきっちりこなし、
でもおおざっぱな嫁の私にそれを強要しない、

主婦の、お姑さんの、母親の鏡

のような人でした。





昭和12年生まれのばあば。


もちろん人によりますが、

この世代の方は、

障害を恥ずべきもの、

かわいそうなもの

とらえている方も…😢



未だに、

祖父母が

障害のある子を理解してくれない、

障害があることを隠す、

かわいがってくれない、

普通の子に近づけようとする、

という話を、

残念ながら耳にします😔



でも、


すずが生まれてから

毎週末、誕生日、お祝いのとき、

ばあばがかけてくれることばは、

いつでもこの3つだけ。



すずちゃんは幸せな子。

すずちゃんはかわいい子。


すずちゃん、大好きだよ。


私は、すずが赤ちゃんのころからずっと、

寝かしつけのときに


「すずちゃんは宝物」


と言っているのですが、



(最近、真似するようになりました❣️

「すずたんは、たーかーらーもーのっ❣️」って

 低い声で言います😅

 ささやき声を真似ると低くなっちゃうみたいです🤣)



今は、その後に、

ばあばの3つのことばを続けて

おまじないのように

毎晩言うようになりました。





最重度知的障害・自閉症がある孫を、


幸せな子お願い


と本気で言ってくれるばあばは

すごいなあと思うのです😌💖



すずにどう伝えても伝わらずへこたれるとき、

大きなパニックで途方にくれるとき…

このことばに、何度救われてきたでしょう。



すずを、幸せな子にするんだ。

幸せな子って言ってもらえるように

親子で笑って暮らすんだ。


つらいことがあると頭の中で

おまじないのように繰り返します。





七五三祝のときに添えられたお手紙には、


すばらしいママと、

やさしいパパと、

みんなに愛されて、

すずちゃんは幸せな子です。


じいじもばあばも

すずちゃんが大好き!

と書いてありました😭




「幸せな子」には、


すずをすずのまま愛してくれている、

親の子育てのがんばりを褒めてくれている、


というニュアンスが自然に含まれますよね。


子育てママ(パパ)にかけることばとして

最高だと思います💖




障害を認めない、

普通の子に追いつかせようとする、

普通の子より突出した才能を探そうとする、

将来や親亡き後の不安ばかり口にする、

かわいそうだと不憫がる…




障害児子育てだけでも

時間も精神力も要するのに、


言われなくても

将来への不安を常に抱えながら

子育てしているのに、



悪気のない無理解、

過度な期待、

過度な心配のことば



身内から日常的に聞かされるのは

なかなかのストレスですえーん





でも本当に幸せなことに、

ばあばは、


常にすずをよく見て、

小さな成長を喜び、


すずや私の気持ちを理解し、


私の子育てを

全面的に信頼して支援

してくれました。







すばらしいおかあさんで、

ばあばで、支援者でした。



ただの一度も、


障害があってかわいそうとか、

将来どうなるのか心配とか、

何かやらせた方がいいとか、


ネガティブなことや

過度に期待するようなことは

口にしませんでした。



心配ごとを口にするのは、


ママもパパも大変だと思うけど、

身体を壊さないようにね。

あたたかくして風邪ひかないようにね。


ということくらいでした。




ばあばのおかあさん(パパのおばあちゃん)

は104歳まで生きたご長寿さんだったので、


100歳を超えて、

お誕生日も、すずの成人式も、

一緒にお祝いできると

勝手に思っていました。



ばあばのいない

ばあばの誕生日。



さびしくてさびしくてしかたがないけど、

すずが今年もお花を生けましたよ。





やっぱり今回も

多動流家元、すず様

立ち歩き生け😅




旋回して戻ってくる😆




顔つきは真剣







84歳、おめでとうございます💐


すずも、私たちも、

ばあばが大好きだよ❣️