全9部が完結しました
37年間に亘る連載だったということですが、私は第7部の「満月の道」を読んだ後、第8部の「長流の畔」は買うだけ買って読まずに最後の第9部の出版を待っていました(単行本でなくてすみません)
そして、今年、その最後の「野の春」の文庫が出版され、最初の「流転の海」からあらためて読み始めて、読了しました。
最後、泣いてしまいました。。。
人の強さ、弱さ、汚さ、潔さなどなど、人間が有するいろんな面が、よく言えば生き生きと、悪く言えばドロドロと描かれています
一度読んだ本を繰り返し読むということを今まであまりしなかったのですが、また少し時間が経過したら最初から読みたいなと思う本です。