先週の土曜日、祈りの地である伊勢明和町の斎宮にて、長岡成貢『祈りをささげた皇女たちの物語~2015~』お陰様をもちまして恙無く終演することが出来ました。
長岡成貢さんはもちろんのこと、共演者の皆様、PAの小坂さん、演出家の淺野さん、ライディングの鈴木さん、舞台を支えてくださるマオちゃん、アジュさん、現地スタッフさん、関わっているお一人お一人がそれぞれの持ち場で心を込めて携わっていることが、誰一人欠けてもなし得なかった一体感に包まれて、あの聖なる空間となったのだと思います。
そしてその発したものを、歴代斎王さまをはじめ、会場にお集まりいただいたお客様の心が純粋に受け取って下さっているのが伝わってきました。
歴代斎王さまの中には、きっと歌を歌うことが大好きな方もいらっしゃっただろうと…だからどうぞこの身を使って今歌ってください。そんな心で、復元された平安の杜に立つとあっという間に終わっていました。
時々、イヤモニが耳から外れそうになったり、全体の音のバランスを調整する時に、自分の意識に戻りますが、それ以外は不思議なほど何の緊張もなく、まさにただの媒体になったような感覚でした。
きっと本当に歌が大好きな斎王さまがこの身を使って歌ってくださったのだと思います。
今は少しホッとしています。
終演後に、お客様からいただいた言葉の一つ一つが本当にありがたくて…大事にこの胸に閉まっておこうとおもいます。
このような素晴らしい機会を与えて下さった成貢さん、慣れないコーラスワークに戸惑う私を最後までリードしてくれた咲枝ちゃんに悠梨ちゃん、大好きな共演者の皆様やスタッフ様、皆々様に心から感謝しております!
本当にお疲れ様でした。
ここではまだ書ききれないほど多くの感動が渦巻いていますが、それはまたの機会に!
明日はいよいよEO Osaka Universityです。
無事に大阪に入りました。
この想いを更に繋げて、歌わせていただきます!