こんな時だからこそ | 涼恵のアニミズム日記

涼恵のアニミズム日記

涼恵はブラジル生まれの女子神職。八百万の神々や目に見えない気配を身近に感じられる風景を、女性神主であり歌手の涼恵がその活動を通じてblogに綴ります。
#女子神職 #言霊の唄い手 #神職の歌姫 #東洋のエンヤ #リアルナウシカ

今日の東京では報道でも取り上げられているように、

大量に買い物をする方々が多く見受けられましたね。



吉祥寺もすごい人でした。



阪神淡路大震災の時は被災地に居たから、買い物なんて出来る場所もなく、今ある貴重な在庫をどう分割して利用するか、家族で工夫したものです。



そんな経験があったからか、なんだかレジに並ぶ綺麗な格好の人たちが、悲しかった。



もちろん備えあれば憂いなし!



準備は前もってやることはとても大事。



だけれども、

そんな一人でいっぱい買い占めて、本当に必要な人の分まで、手にしてしまっていないのかな?

それで本当に満たさるのかな?



あの時の神戸では、私が知る限り、本当にみんなで分け合っていた。



例えば自分だけがお腹いっぱいになって一日生き延びたとしても、淋しいだけだって本能が知っているみたい。

それなら、一緒に居る人と分け合って明日生き延びる為の知恵を一緒に探り、励まし合ったほうがずっといいって、現地の人はそんな風に過ごしていました。

そしてそれはとても自然で、特別なことじゃなかった。



物があるならあるで

心配になるなのかな。



こんな時だからこそ、

本当にみんなで分け合って生きてゆこうよ。



きっと、こう感じた人は私だけじゃないはずだよね。