阪神淡路大震災から17年が経ちました。
あの時、私は17歳。高校二年生でした。ちょうど倍の月日が流れたんだと思うと、感じるところが深くあります。
大好きな神戸の街を襲った地震。
中学の時の同級生が2名亡くなられた。
1月17日は、うちのお宮さんで一番大きな厄神祭というお祭りの前日でもあります。
お祭りの準備をしながらしみじみと命のありがたさを感じています。
明日明後日の厄神祭では、心を込めてご奉仕させていただきます。
お祭りは9時から21時まで。
13時と17時には、浦安の舞を舞わせていただきます。
17年前の私は、ぐっちゃぐちゃの部屋の中、隣のビルから非常ベルが鳴りつづけ、怖くて怖くて、身体中が震えて、涙がこぼれて、しばらく動けませんでした。
家族に強く守られていました。
今の私は、子供を授かり、自分が家族を守る側。
すやすやと眠る我が子の寝息を聴きながら、ちゃんと強くなれたのか、震災の経験を育めているのか、胸に手を当ててみます。
今日は特に神戸の土地に祈りのチカラが高まっています。
昨年起こった、東日本大震災。被災された多くの方々に心からお見舞い申し上げます。