今回のテーマは、
『管の理』
(くだ の ことわり)
いわゆる「管理」について
私が今までに経験してきた
持論を申します。
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「管理してくれ!」
「管理がちゃんとされている!」
「管理体制」
なんていう、会話や言葉が
こと会社内ではよく使われます。
社会学の意味合いでは、
“組織を円滑に能率的にし、
目標を達成するための、維持、
発展を図ること”
なんて、カタっ苦しいことが
書かれてあったりする。
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私なんかは、
もっとシンプルに考えています。
読んで字のごとく、
「管(パイプ)のような、理(道理)」
だと思えます。
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例えば、
管理職に求められることの中には、
①各部門をまとめること
②業務を円滑に回すこと
③ある程度の指揮と判断をすること
④部下を教育をすること
⑤外部と応対できること
などなど、があったりします。
よく、エクセルなどを利用して
膨大な量のデータを保管していたり
する場合なども「管理」している
と言われたりします。
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私の勝手な見解は、
「管(パイプ)」
なんだったら、
中に流れるものが、
気体であれ、固体であれ、液体であれ、
スムーズに流すことが重要でしょう。
上下、左右、どちら向きに流れても
スムーズに伝達できれば、
「管」としての「道理」は
果たせてるんじゃないでしょうか!
だからこそ、その「管」は、
なるべく歪曲(わいきょく)していない
ことが望ましいですし、
不純物が内側に無いことも望ましい。
また「血管」などを想像してもらっても
わかる通り、
管が詰まれば、どっかで破裂するし、
不純物で通り道が狭ければ、
身体の動きが鈍くなる。
会社が人の体だと例えるならば、
脳みそが「役員」
血液が「従業員」
脳にも体中にも、血液を送る血管が
「管理職」だと思います。
血管がもろくなれば、
それだけ、情報伝達も鈍り、
上層部と従業員との
意思の疎通もなくなり、
「噂(ウィルス)」ばかりが蔓延して、
次第に会社は「病気」に陥るでしょう。
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どれだけ、
迅速に、正確に、情報を伝達できるかが、
「管理」の本質だと、私はこれまでの
経験で学びました。
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また、私の過去の話ですが、
「管理」を勘違いしていた若き時代、
管理職とは、
・従業員をしきること
・細かくデータベースを作ること
・みんなから頼られること
・みんなより知識が多いこと
さえ、身に付ければOK!
なんていう自信を持っていました。
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それら4項目を目指したって、
「管理」してることには
なりませんね。
「どんなに良いこと悪いことを見極められ」
ても、
それをしっかり、ストレートに伝達しなきゃ!
「情報」をうまく収集、伝達できれば、
実は「管理」もしやすくなるものかも
知れません。