第194話 人生経験論11 『人を呪わば穴二つ・・・じゃ済まない!』 | 鈴鈑工業のブログ

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板金屋さんの一喜一憂

なんだかお久しぶりな感じです。


約2週間ぶりくらいなんですが・・・。

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今回の経験論は、


『人を呪わば穴二つ』


じゃ、済まねーーよ!


です。

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「人を呪わば穴二つ」って、


ことわざ自体は、


相手に恨みを向けて呪おうとするなら、


相手と自分の両方の墓穴を用意する


覚悟でいけ!


というような、意味合いになります。




古(いにしえの)時代には、


例えば、陰陽道(おんみょうどう)などの


世界で、相手が恨みを込めた、


呪詛(じゅそ)を唱えて、


矢などに「忌(い)み」を託して、


打ち込んできた場合に、


その矢を、打った本人の元へ


打ち返す!


なんていう、手法があったりもします。

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ようするに、


簡単に「呪ってやる!」「恨んでやる!」


なんて思わないことが、


結果、自分の身を助けるってことです。

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しかし、そうは言っても、


この世界、


人と人とが関わると、


『恨み辛み』


が、行き交うもの。



「どうしても、許せない!!」


ていう感情は、


誰もが生きてるうちに必ずや、


抱くものかもしれません。



そんな時、


自分もやられる覚悟で、


恨んでやる!


は、勘違いもはなはだしい!(怒)




著者の経験上では、


自分だけでは、


終わらない!


が、答えです

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過去に、手当たり次第、


人を恨んだことがあります。


その後、色んな形で、


自分に返ってもきましたが、


自分の周囲の人たちにも


波及してしまうほど、


になってしまいました。




自分の過去の恨み方としては、


「こーなっちまえ!」とか、


「あーなっちまえ!」とか、


「相手が悪い!自分は悪くない!」とか、


を、強く想ったりする、ことなんですが、



何年か後に、


自分はもちろんの事、


周囲の大事な人まで、


「あー」や「こー」やに、なってしまったので、


相当、謝罪と反省をした記憶があります。

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そして、


「恨み」は連鎖を生みます!



自分は恨まれてもいい!


なんて、タカをくくっていると、


周囲がダメージを受けてしまった時に、


また、「相手に対する憎悪」が


膨らみます。


相手の方もまた、同じように


周囲がまとめて、恨みをぶつけてきます。



・・・終わりがありません・・・・


・・・延々と繰り返します・・・・


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では、万一、相手を恨んでしまいそうな時には、


どうすれば良いのか?



これは、あくまで著者がやってる


回避策なんですが、



相手の存在を


自分の心から消します。



言い換えるなら、


「意識しないように」


します。


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「忘れる」のでもなく、


「なかったものにする」のでもなく、


『存在を心から消す』


のです。

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大変申し訳ないのですが、


この件に関しましては、


うまく説明する言葉が見つかりません。



ただ、「連鎖」させたくないと思った挙句(あげく)、


たどり着いたのがこの方法だったのです。




ともかく、



人を恨んではいけません。



自分に返るだけじゃ、


済まなくなりますから・・・。