第174話 人生経験論10 『情報は生モノ』 | 鈴鈑工業のブログ

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板金屋さんの一喜一憂

今回お伝えするテーマは、


『情報』


について。


そして、その


「取扱い方」のお話です。

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『情報』と一口に言っても、色々です。



人から聞いたウワサ話も、情報


メディアから得る全てのものも、情報


自分で必死こいて得た知識も、情報


知りたくも無いのに聞かされる、


情報なんかもあったりします。



著者も、この「情報の取扱」に関しては、


相当苦労を重ねましたし、


現在も進行形で試行錯誤しています。

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例えるならば・・・、


『情報は、生モノ』



得た情報の、料理の仕方によっちゃ~、


それはそれは見事な一品に仕上がりますし、


逆に、


保管と整理に失敗すると、


腐って、周囲に悪影響を与えたりもします。



要は、


情報を得た「料理人」


どれだけ、鮮度を大事にしながら、


ここぞと言うときに、素材の旨みを出すか!


なんだと思います。

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著者の若かりし頃の


失敗経験をいくつか挙げます。



得た情報を整理できず、忘れてしまい、

あとで思い出した時には、腐ってた・・・。

鮮度への、意識不足・管理不足

(料理人の資格なしですヨ・・・)



得た情報をなーーんも考えずに、

周囲にそのまま振りまいた・・・。

単なる、情報屋

(利用されまっセ・・・)



得た情報に調味料(私情)を絡ませ過ぎて、

もとの素材がわからなくなった・・・。

周りから見れば、ウソつき

(ある意味、犯罪ッすヨ・・・)



得た情報を大きく引き伸ばしすぎて、

パッと見はデカいが、実は薄っぺら・・・。

誇張・大げさ

(JAROが動いちまうヨ・・・)



得た情報の出どころを自分にする。

情報のヨロイでコーティング

(いつかそんなのハガれちまうヨ・・・)



などなど、


一通りは経験しました。(イバれることじゃない)

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そして、現在、この歳になって、


「取扱方法」


に関して意識していることは、



①情報の整理整頓

いつ、どこで、だれに(どのように)、何の、

情報を得たか、憶えておく。

多い時は、なるべく書いておく。

カレンダーとか、メモ帳とかに。



②情報の管理・維持

すぐに使わないが、急に使いたい情報は、

管理して、維持する。

いい例が、「鈴鈑の図面データ」。



③情報の共有

知りたいときに、知りたい人に情報を

各自で得てもらう。

いい例が、「会社ホームページ」。



④情報の選別

伝える、伝えないの良識的選別をしないと、

情報屋のレッテルが貼られる。



⑤危険物取扱

ウワサ話なんかを真に受けてしまった場合に

多いのですが、あくまで、

「実際に、自分の目で見て、耳で聞いた」

以外の情報に関しては、

危険物扱い、して損はなし!


“口は災いのもと”である。


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この世の中は、


すでに


「情報化社会」


なんて言われ始めてから、


かなりの年月が経つ。



パソコン、スマートフォンを代表するように、


ほぼ、いつでも「情報」というたぐいのモノが


手に入ってしまう。

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それらを、


信ずるも、自分


惑わされるも、自分




それらで、


周囲に恩恵を与えるのも、自分


苦しめ混乱させるのも、自分



各々が、


自分の「情報取扱」次第で、


いかようにでもなる、と


自覚を持てれば、


よりプラスの方向へと向かうのでは


なかろうか。