T次長のアルマイト研究も
ついに本格始動段階へ。
今回のサンプルは、
鏡面(きょうめん)素材の
アルマイト処理です!
鏡のように光らせた素材たち!
磨いた人物は、
毎度のことながら、本人の尊厳のために
目隠し処理してあり、人物の特定は
不可能です。
なかなかの磨きテクニック!
というよりは、
本人の性格が細かい作業に向いている
のかもしれない。
前回までのサンプルは、
紅茶や緑茶で染めましたが、
今回は本格的な塗料を使います。
染め上げたものが、これ↓
課題が明確になりました。
一つ目の課題は、
アルミを鏡面にする際、
「研磨粉」を使うのですが、
あまりに細かな形状だと、
スキ間に研磨粉が残り、
染まり具合が不安定になったり、
色が乗らない部分が出てきます。
二つ目の課題としては、
素材の表面積が少ないと、
磨くときの「熱」でゆがんだり、
ひしゃげたり、と、形状が波打って
しまいます。
では、もう少し表面積の多いサンプル
でトライしてみましょう。
紅茶とあまり変わらない感じに見えます。
少し表面積の多い、
フリーハンドで作った、
「クロス」と「ガイコツ」。
光沢と質感がまるで違います。
高級感が出ます!
染料に漬ける時間も1分程度と、
超短い!
鏡面の光沢を生かすには、
薄っすら染める方がキレイな仕上がりに
なります。
課題も見えたし、
さらなる高みへ、
いざ、精進っ!
と、T次長は申しております。