昨夜、スポーツニュースである有名なサッカー選手が
こんなセリフを言ってた。
『より大きな目標を掲げたときほど、
最初は周囲から笑いが起きるもんだ。』
・・・と。
まさにっ !!
好奇心を持って、その目標をより具体的に頭に浮かべた時、
必ずや「形」となって残るであろう!
では、実際に鈴鈑工業の「想像と創造」の世界を見て頂こうっ!
第一弾 【総力の結集 ミニチュア製作】
たとえば下の写真↓
これだけ見ると、”テーブルに乗っかってる単なる四角”
みたいな感じだが、実際の品物は、
下のように↓ 男4人掛かりで運ぶような重量物!
↑ ミニチュアと若干形状が違いますが、イメージだけでも。
この大きな製品を手の平サイズで作ってみたのでした。
他にも、
こんなミニチュアや・・・
こんなミニチュアも作った!
た~だ外観の見た目だけをミニサイズにしたのではなく、
裏側はもちろんのこと
細部に至るまでを忠実に再現!
当たり前だが、材料は全て鉄を使用し、
二次元CADでの部品データ縮小から始まり、
二次元レーザーでパーツ作成、
ベンダーで曲げ、
バーリング加工、
溶接、仕上げの後に塗装までを施して、
完全に現品と同じ製作工程を踏んでいます。
おまけ要素で、図面や出荷用伝票もミニチュアにして、
この製作に関わる全ての
人間の「想像力と創造力」が結集しました
溶接工程のT次長いわく、
「モノが小さくなっても、ひずみ方は同じだったぜっ!」
「これだったら、デカい新規品の時なんかは、ミニチュアで
トライ(試し製作)してもいいかもなっ!」
「たとえ失敗しても材料の無駄が最小限で済むしなっ!」
・・・と、今後の新規製作の、手法のワクが広がりそうな
発言をしていた
そうそう、余談ではあるが、
京都の法隆寺や薬師寺金堂などを大修繕した、
伝説の宮大工 『西岡 常一』 も修繕前に、
完全再現した寺の模型を作っていたなぁ
↑ モノ作りに携わる人たちに、是非、読んでもらいたい!
¥1,680
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第二弾 【文字を削り出せ】
ブロックの表面に文字が・・・
そう、これはアルミの延べ棒に文字を浮かび上がらせる
ようにしたもの
ただの四角いブロックの側面を削り、そして文字の輪郭部を
細かく削り出して、浮き上がらせたシロモノです。
こんなサイズもお手のもの
ブロックと文字が一体なので、
用途は色々考えられそうですね。
第三弾 【三次元で文字を切っちまえ】
平らな鉄板で文字を切って、
それから曲げたのではありませんっ
ちゃーんと、
↑ 三次元CADでプログラムを組んでから、
三次元レーザーで切ったんですよ!
様々なプレスパネルに文字を乗せて切れるとも
思うので、また色々試してみよっっと。
第四弾 【文字切りオンパレード】
↑ 板厚 2.3mm の鉄
ぶっちゃけ、平らな鉄板から文字切るのなんか、
難しくもなんともない!
一番、頭を悩ませるのは、どんな書体で、
どんなデザインにして、
どんな仕上がりになりそうかを「想像」することが、
何より大変っ!
あと、文字を抜くのか、それとも文字を残すのか、
によって文字間の「つなぎ」をどう表現するのかも、
難題の一つである!
サンプル写真を載せよう ↓
こんなの序の口
これも特に問題ない
このサイズになると、中段クラスかなぁ
難易度って、結局は、文字の細かさとサイズの
小ささに比例してくるものである!
「発想」が大部分を握るかも・・・。
第五弾 【応用 文字切りを製品に!】
じゃあ、この「文字切り」って製品になんないかなぁ
作ってみましたっ!↓
↑ 出荷や保管でモノを入れるワク付きパレット!
↑ 文字を入れた製品が完成!
まず、ワク部分の設計をし、
二次元CADで各部品のデータを作成、
二次元レーザーで文字とパーツを切り、
ベンダーで曲げて、
溶接、そしてボルト締め組立てっ!
この試みも、各工程の担当者スキルが成しえたワザっ!
以上、いかがでしたか。
「小さな発想」から「大きく想像」して
「大胆に創造」する
鈴鈑がモットーとする
「多品種・高難度・小ロット」の経験
幾度となく修羅場を潜り抜けた
「従業員の知恵」
そして、その二つの力を実現可能にできるだけの
「多彩な設備」
新年、早々、
大いに宣伝させてもらいますよーっ
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