アルパカの毛を、10㎝×25㎝の木綿の布で包んだ、シンプルなカイロです。
自分の体温を、溜めるものなので、低音火傷にならないし、綿入れやダウンベストより、小さいので邪魔にならない。
しかも、アルパカの毛は、耐水性・耐油性が高く、更に虫が殆ど付かないので、何年でも使える。木綿は汗を吸うけど、アルパカは弾くから、汗をかいたら、水洗いで、木綿の染み抜きだけ、すれば良い。
アルパカは、軽くて暖かい。腰にエコカイロを入れていても、存在を忘れるほど。
着替えて(シャツの裾に安全ピン留めしていた)カイロが外れて、なんか寒い、って気付くくらい。
日本国内では、アルパカは“癒し系”でしかなく、毛刈りをしても、有効利用される事が少ないそうです。
カシミヤ山羊より、育て易いし、毛は虫が付きにくく、軽くて暖かい。良い素材なのにもったいない。
それで、農業高校の畜産課で、飼育されているアルパカの毛を使って、エコカイロを作ってみたそうです。
エコカイロだと、刈った毛を、水洗いして、塵を取るだけで作れるから。
それでも、毛の掃除は、ほぼ手作業で、大変…。
どこかで、アルパカカイロを見かけたら、是非。
私は使い始めて、3年目。今年もそろそろ、装着します。ヘタらないし、暖かさは変わらないので、良い買い物でした。