先日は舐められやすい人の特徴を記したが、今回はその逆、人を舐めてかかる奴について述べてみる。


結果からいうとサイコパス以外は自身も舐められやすい特性、つまり挙動不審になりやすい人でないだろうか?自身が舐められて蔑まれたり搾取された経験がある人はその仕返しとして自身が損したものを取り返そうとしたりする。または、自身が舐められやすい特性を克服した経験があったりすると、自身は努力してその地位を得たのだから努力しない奴を下に見たりもしやすい。


以上のことは虐めでも同じことが言えると思う。


ここで良く考えて欲しい。他人に馬鹿にされて損したと思う人は、裏返しに言えば人を馬鹿にすることで得するという価値観を無意識に感じている。これがこれらのスパイラルの根源。


これにあるとき気づけた私は、私を馬鹿にする人こそが損をしていることに気づけた。だからさほど腹立たしいと感じなくなった。結果的に他人に馬鹿にされる経験が極端に減った。


もちろん、私が他人を馬鹿にする行動も慎むようになった。他人を馬鹿にする私が損をしてしまうから。


人間関係が劇的に変わった。人間状態で悩むことが無くなった。というよりそもそも悩む必要もないのだから。


一休和尚などは他人から馬鹿にされる方が得をすると解って人生を 送っていたようだ。だからあんなにノビノビと大らかな人生を送れたのだろう。馬鹿にする人に感謝できるのだから。


私もそうでありたい。まだまだ修行の身で ありんす。