正月休みの頃、経済について動画でいろいろ学んだ。 経済学と言えばやはり神の見えざる手のアダム・スミスの国富論が入門に最適。


因みに神の手が見えたのはあのアルゼンチンのスーパースターのヘディングを邪魔した時だったかな。まあマラでファン世代なもので。


さて、経済学というものは前述のアダム・スミスの国富論を祖とするアダム・スミス以降の学問。と言うことは彼自身が執筆したそのタイミングで彼は経済学者ではなかった、ということになる。では彼の当時の肩書きは何だったのか?


答えは哲学者だったらしい。


人々が幸せに暮らすための哲学の一環としての国富論だったらしい。そして彼はそれ以前にもう一冊道徳感情論執筆している。更には国富論は道徳感情論を裏付けるための付属的なものだと彼は認識していたらしい。


現在は本来付録的な国富論が一人歩きし、経済学なる新たな学問の祖となっている。経済学者たちよ、道徳感情論を学んでいるか?


ところで、やはり元は哲学者のアダム・スミスだけに、道徳感情論の主な内容として共感というキーワードを大切にしているらしい。人々が互いに共感しあう社会こそが人類が幸せに暮らせる社会で、その中で経済も自然に発展していくと考えていたようだ。


私ごとだが、経済やお金というものに何か陰を感じる私が存在する。お金儲けという言葉は何かネガティブに響く。


そういう私にはアダム・スミスの考え方は学ぶに値するものかもしれない。そんな気がしていろいろ調べている。


まだまだ初歩の初歩で彼の考えに共感できる器もありませんが。まあぼちぼちやっていきます。