私の放課後デイの教室ではパズル遊びがメインになってきた。子供たちも学習スペースでパズルで遊んでも良いという認知が少し深まってきたみたい。


因みにシューティング系やロープレ要素などのアプリは禁止。パズルでも射幸心をそそる時間を競うものなども禁止。


で、子供たちのパズル遊びをみていると一人一人の個性もよく判るが、個々が成長している課程もよく判る。前にできなかったことができるということはそれだけ思考が深まった、つまり脳が発達したということ。


こういった課程を経験しているか否かでその後の学習は大きく差が出ることは必至。鍛えられた脳を持っている方が単位時間内の学習効果が高いのは当たり前。


一方で、自助会などで様々な相談を受ける中で生き辛さを抱える人の多くが頭が固いように感じる。拘りが強い、視野が狭い、発想の転換が苦手、などなどは頭の固さが起因しているものと思われる。


そして、そういう人たちのほとんどがパズル要素に強い苦手意識を持っていたり、好きであっても世間一般の平均値を遙かに下回っていたりするようだ。


つまり、幼少期のパズル遊びは大人になってからの生き辛さを大きく左右させる要素になり得ると考えている。生き辛さが無にはならずとも軽減したり、生き辛さから解脱する大きな支えにもなり得るはず。


そんな理由で積極的にパズル遊びを子供たちに奨めている、という次第です。


更には、大人であっても思考を柔軟にさせるためにはパズルは大きな効果が期待できるとさえ考えています。ただし、それを検証するには協力者が必要なので、そういう人がいればうれしいですが、なかなかいそうにないですね。


ではまた、