夏バイトを終えてから野球の方で一向に調子が上がらなかった。これは去年も同じで、やはり2カ月間のブランクが響いているのだろう。
そしてようやく11月中旬から打撃の調子が上がってきた。夏までの打率が6割超えだったのが4割8分まで下がったがまた5割中盤まで持ち直した。
この数字だけ見れば立派に見えるかもしれないが、私の場合内野安打が非常に多く打撃が悪くても足で稼げるので数字が崩れにくい。だけどここ最近は内野安打より確実に外野にボールを運べる機会が増えてきた。
実は、数字が下降線まっしぐらの11月中旬ごろに自分の中であることを悟った。それは調子が悪いのではなく、今の私の調子が本来の実力であってそこから目を背けてはいけないということ。下手な自分を受け入れ下手なりに努力するしかない。見たくない自分から目を背けると頭の中はお花畑、そんな状態で上達する訳がない。
そう思って下手なりに努力しだすといろいろ気づかされる。その気づきに従って毎日の努力を重ねると更に気づきが得られる。この繰り返しにはまりだすとこれまで以上に結果が出だした。
もう後2週間ほどで今シーズンは終了。冬場はゆっくりと自主トレに臨めるので、下手な自分と向き合い更に精進していくつもりです。