過支援、または過剰支援という言葉を思いついた。文字の如く、行き過ぎの支援にこと。


これまで何度も行き過ぎた支援の危険性について述べてきたが、過支援という言葉が定着すれば福祉のあり方も少しは矯正されるかもしれない、そんな気持ちで提案してみた。


過保護や過干渉という言葉は一般化しているが、これと非常に近いニュアンスと受け止めて差し支えないと思う。利用者を過剰に支援することで利用者の自立性が低下するだけでなく、高まった依存性が様々な二次障害的を引き起こす。過保護や過干渉がアダルトチルドレンを引き起こすように。


更に過支援は福祉サービス利用者のみならず、教育における現場や一般社会に於いても、団体同士や会社同士の関係、国際関係に於いても大きな問題を引き起こし兼ねない。具体例については以後取り上げるつもりではあるが。


支援は甘やかしではない。時には厳しさも大切な支援にもなる。 その辺りの線引きに無理解な人たちを多く見かける。そんな中に一石を投じるつもりで過支援という言葉を提案したい。


いかがでしょう?