先日何かの動画でゴルフのスイングで振り遅れることがあると元プロ野球選手が言ってた。


 野球では速球に間に合わずに差し込まれてスイングすることを振り遅れると一般的に言う。なので止まっているボールに振り遅れることはあり得ないと考えていた私だが、元プロ野球が言うことに興味があった。


昨日、その意味が少し解るような機会があった。


バッティングセンターの隣のファストフードショップの2Fからバッティングセンターの中を眺めていた時だった。バッターボックスに対して三塁内野席からみるような角度だった。たくさんの人が練習していた中で、一人気になる人を見かけた。左打ちでミートポイントがかなり後ろにある打ち方。時々角度の良い打球は出るがほとんど前にボールが飛ばない。胸は投手側にほぼ向いているのにバットがまだ保守側にあるいわゆるバットが出てこない状態。ボールとバットのタイミングは大きくずれていないが、身体が先に回り過ぎている。 これだとボールが目から早く見切れてしまうのでボールの芯を叩くのは難しい。


きっと彼は素振りの段階から 腰の回転とバットの位置がずれた前述の振り遅れたスイングになっているのだろう。


そして、私自身もそうなっている時が多い気がしてきた。家に帰りそれらを振り返り素振りしてみるといろいろと気づくことがあった。


若い頃、音響屋していた時にプロの演奏家やアマチュアバンドなどたくさん見たが上手な人とそうでない人を両方みる経験が糧となった。今回もバッティングセンターの一般 の人たちと普段メディアでみるプロの違いをみることは様々な気づきが得られそうだ。


 夏季の臨時バイトの通勤途中にいちょうどそのバッティングセンターがあるので、この夏はそこから色々学ばせて貰うつもり。