私ももう歳だから楽したい


こんな言葉よく聞くね。私ももう50代半ば。若い頃のようにキレキレで動けなくなってきた。でも今日も朝からソフトボール頑張って2試合で3安打3四球、打率6割で出塁率7割5分。おまけに2試合とも捕手。身体はきついけどまだまだやるよ。


さて、先日ある老人介護の現場に立ち会う機会あがった。相当なご高齢の方で車椅子で生活し、食事も支援なくては取れない様子だった。


その夜に自宅でポツンと一軒家の見逃し配信を見た。ポツンと一軒家で暮らす人たちはご高齢の方が多いが皆元気だ。自分でやらなければ誰も手伝ってもらえない状況なので他人に依存せずいつまでも元気なんだろう。


現在の福祉施策では 本人の自立度を高め残存機能を有効に活用するように進められている。原則では。だが、私の目の行き届く限りそう言う事業所は存在しない。残念なことに老齢介護だけでなくこれらは障害福祉にも言えると断言できる。


やはり楽したい気持ちが生活自立能力をダメにしているのだろう。楽したい人が楽できる環境 にマッチすると一人で生きられなくなるのだろう。


そんな現実を目の当たりにすると、歳を重ねて楽したい気持ちがどれほど危険なものかが見えてくる。なので私はしんどくても走り続ける。


むしろ歳を重ねてしんどいが故に楽をしてはいけない。


そんな風にさえ思える。


さて、この後はプールでひと泳ぎ。夕食後はジョギング。しんどいからこそ身体を動かすよ。