一昨日から庭に置きっ放しにしていた単管を引っ張り出してカーポート紛いなのを作り出している。


初めての経験なのでゆっくりと何度もホームセンターに通い2週間くらいで作れたら、なんて軽く考えている。


このカーポートは2輪車の雨除けと仏間に入り込む西日対策として去年から計画していたがなかなか踏み切れなかった。


で、その理由の一つがお袋さん。世の母親というものは息子がやろうとすることにいちいち口出しして反対する。私もそのトラブルが嫌で先送りしてしまっていた。そんなお袋だが最近は口喧しくなくなってきて、今回も少し心配しているものの、失敗すれば辞めれば良い、なんて言っている。年老いたことも影響はあるだろうが、あんなに口喧しく一つ一つ口出ししていたのにどういう風の吹き回しだろう。


実は私に一つ心当たりがある。それはこの10年ほど私自身がお袋を否定しなくなったことと関係している。もう80歳近い母親だが、自動車も原付2輪もガンガン乗りこなす。もちろん多少の心配はあるが無理に辞めさせようとしていない。心配であることは伝えるが決して強制しない。もちろん他の事柄も自身がやりたいようにして欲しいとずっと伝えている。


そうするとお袋も私を否定しなくなり出した。 最近では親戚が集まるような場所でも口喧しくなくなってきた。


これは普段の子供たちとの関わりでも全く同じことが言える。できるだけ子供たちを否定せずに肯定的に受け止めると問題行動も減るし私に肯定的な態度を示してくれる。問題行動を起こした際にも注意に耳を傾けてくれる。


相談を多く受ける中で周りから否定的な態度をされやすいと言う悩みも多く耳にしてきたが、そう言う人たちは自身が周りに否定的な感情を持っていたり否定的な行動を頻繁に起こしたりしていないだろうか?一度振り返ってみると何か見つかるかもしれないよ。


さあ本格的に梅雨が始まる前にカーポートを楽しんで作っちゃおう!