骨折した指と膝の怪我からのリハビリが重なってしまった私、雨がようやく上がり本格的なリハビリが始まった。


 指はやっぱり痛い。これまでテーピング固定して筋肉が弱ってるから仕方ない。膝も日に日に回復しているがやはり強い動きに対応できない。また凡そ3週間走れていないので太腿の筋肉が攣りそうになる。長い距離を歩くのには対応できているだけマシなんだろうけど。


まあ日頃から怪我しなくても筋肉を追い込むのが好きな私だけに筋肉痛や軽い打撲なんて茶飯事で痛いのを構わずにトレーニングを続ける。というか、痛いときの方が気づきが多く良いトレーニングになる。


そういう私を見ていてか、母が気になることを教えてくれた。それは母が子供の頃に教わったことらしいが、身体が痛いときは動かして治す方が良いと言うもの。


昨今では痛みがあると無理せず痛みが引くまで待った方が良いと言われる。この考え方に私は懐疑的で痛みに無理しない範囲で積極的に身体 を動かした方が良い場合がほとんどだと考えている。そういう私の考え方に非常に近いのが母が昔教わったことらしい。


その母の教えは、 その当時通説的なものだったのか、ある個人が授けたものかは不明だが、そういう考え方が戦後直ぐ生まれの母の価値観の中にあったことは意外だった。


痛いときは動いて治す、という考え方についての深掘りは機会を改めたいが、私自身は経験則よりも哲学的なものを礎としていて確信はある。また、精神自立の観点からも整合性はあると捉えている。


怪我が完治しない段階でトレーニングをすると必ずと言って良いほど周りから文句を言われる。私が納得してやっているのだから放っておいて欲しいといつも思うのだが。若しくは私が忠告に従うことによる責任をとる覚悟があるというのだろうか?


身体に痛みを感じるときほど身体は様々な情報を届けてくれ、その分良いトレーニングができる。母が教わったこともきっとよく似たものだと思う。


私の限界は私が感じて私がコントロールする。痛みと共に学ぶじゃまをしないで欲しいね。