サッカーの記事を読んでいると東アジアの隣国たちが日本に 自尊心を傷つけられたと言うような内容をよく目にする。彼らは何故あのように傷つきやすいのか?


自助会などの相談に於いても自尊心が傷つきやすい人たちが後を絶たない。そして彼らはほぼ間違いなく生き辛さの渦の中にいるように見える。


これらを鑑みると隣国さんたちも生き辛い状況なのだろうか?確かに国際的に孤立気味だったり掌返ししたり恫喝外交したりという側面をみるとあながち間違ってもないのかも。


さて、彼らは何故ああも傷つきやすいのだろうか?


実は私自身30代半ばまではそういう側面を強く持っていた。本当に面倒な性格だった、本人がそう思うほどに。


そういう過去の経験から結論を述べれば傷つきやすい人というのは自尊心が高過ぎでないだろうか?つまり等身大よりも過大な自尊心を持っているから傷つきやすいのでは?


例えば、180cm以上の身長の人の多くはチビと言われて傷つかない だろう。しかし、自身の身長を偽って5cm以上も高く公言している人はそれをバレることが怖くて仕方ないだろう。そんな人たちは身長が高い低いということにはより敏感にならざるを得ない。敏感になるが故に傷つきやすくはならないだろうか?


上記の身長の例を学力や体重、収入の多さなどに置き換えれば話しはわかりやすいと思うのだが。


そもそも自身に自信があればそれほど傷つくことはない。自信がないことを隠すために自尊心を無理に大きくする必要もない。そもそも自尊心なんて言葉自体も必要なく思われるのだが。


ここで自尊心という言葉を改めて見直して欲しい。自身を尊ぶ心と書く。これ自体は問題ないが、自尊心が高すぎの人たちは自身を尊ぶことばかりに気を取られて他を蔑む傾向が強い。本来は自他ともに尊ぶべきなので、私自身は自尊心という言葉を使うことがほぼない。この言葉自体に違和感を抱く所以だ。


残念ながら目先のテクニックだけで傷つきやすさは改善しないだろう。何故自身も他人も尊ばなければいけないのか、自身が何故傷つきやすいのか、などなどを一つ一つ紐解かなければ、きっと解決には至らないだろう。それらのヒントにこの投稿を役立てていただければ幸いです。