百人一首は残り2首、後鳥羽院と順徳院のみ。いよいよ大詰め。だけどこれまでの98首の記憶と整理でなかなか前に進めない。


まあ無理する必要もないのでボチボチと進めていきます。


そして、大河ドラマ『光る君へ』の中にも小倉百人一首の詠み人が何人か現れだしたので、リンクさせながら楽しんでいます。


今回の第三話の中では3人紫式部以外に現れたと思われる。一人は藤原公任、道長の友達という形で現れていた。55番歌、大納言公任の名前で記されている。


もう一人は赤染右衛門、紫式部が左大臣の屋敷に訪れた歳に登場していた博識の女性。右衛門なんて名前は石川五右衛門みたいで侍みたいなイメージだけど、この時代はまだ侍が現れる少し前。そしてこの当時は女性の名前は父や結婚相手の役職を元にあざなで呼ばれたらしい。紫式部も父が式部丞だったことから名付けられたらしいし。


そしてもう一人は高階貴子、この人は一話目でも少し顔を出してたけど、道長の長兄の妻。高階家は学者の家系だったと思う。この当時は女性は結婚しても姓を改めなかったらしい。尼将軍で有名な北条政子も源頼朝の妻だけど源政子じゃないでしょ。足利8代義政の 妻の日野富子もそう。で、高階貴子は54番歌で儀同三司(藤原伊周)の母として記されている。


紫式部が57番歌で清少納言が62番歌、時代的には50~70番代辺りが今後も現れてきそう。


またこの後も見つけたらここに記していくつもり。見落としがあったら教えてくれるとうれしいです。 よろしく。